見出し画像

【Vol.4】エンパワー⑤:世界共通語、「ありがとう」とスマイル

さて、昨日の記事にて、誰でも等身大のロールモデルになれるというお話をしました。

記事が気になる方は、下記をどうぞ ↓↓


お、グローバル女子(グロ女)が乗り気になってくれたようで嬉しい!
それでは、具体的な次のステップについて、一緒に見ていきましょう。

世界中で通じるパワーワード「ありがとう」

それでは、とても便利でパワフルな世界共通語を教えましょう。
それは「ありがとう」です。

えー、何を今さら?
そうです、今さらながらも、決して侮れないのが感謝の言葉なのです。

何か小さなことでも構わないので、何か嬉しいこと、ありがたいことをしてもらったら、ためらわずに相手にお礼のメッセージを伝えましょう。
ありがとうと言われて嫌な気持ちになる人はいません

また、感謝の意を発することで、自分自身にもセロトニンやドーパミン、エンドルフィンやオキシトシンなど、脳と身体にいい作用を与える脳内物質が分泌されるそうです。

相手も自分もハッピーになれるのならWin-Win。

「ありがとう」パワー、恐るべし!



そして、この「ありがとう」の力を更にパワーアップさせるのが、あなたの笑顔です。

笑顔は言語を超えた、素晴らしいコミュニケーションツール。話す言葉や見た目は違えど、中身は私達と同じ人間なんだということを思いださせてくれるのが笑顔です。たとえ全く言語が通じなくても、相手にいい印象を与えることができるので、ぜひ積極的に使っていきたいですね。

アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によると、コミュニケーションにおいて、相手の情報を得るのに一番重要なのが視覚情報、次に聴覚情報、そして言語情報となっています。

下記のグラフを見てみると、視覚と聴覚だけで、実に93%。
目と耳を通じたコミュニケーションが重要なんです。

図表④-2:メラビアンの法則
(出典:https://sarhato.falf.jp/nlp/nlp-b2/)


アメリカでは、道ばたやエレベーター内でたまたま目が合った見知らぬ人に対しても、笑顔を見せることが珍しくありません。口角をちょっと上げて軽くスマイルという場合もあれば、ハローという簡単な挨拶から、他愛ない雑談へと発展することも。

そう、スマイルの機会が、いつでも身近にあるんです。

私も毎日、道ばたでたまたま目が合った人や、対話する相手に向けて、なるべくスマイルするようにしています。

あまりに毎日無意識的にやっているため、先日日本に帰国したときも、何も深く考えずにやってしまいました。


期せずして日本でスマイルしてみたら

日本での話です。ある日、始発のバスに乗ったのですが、始発ということもあって、バスの中は運転手さんと私だけ。すると運転手さんが突然、「今日何か、いいことでもあったんですか?」と声をかけてきたのです。

え、何?
なんで急に運転手さんが話しかけてくるの?
いいことでもあったのかって、どういうこと?

一瞬、頭がクエスチョンマークだらけになりましたが、すぐに「あー、そういえば私、たまたま運転手さんと目が合った時に、いつもアメリカでやるように、彼に向けてスマイルしたのかも」と思い出してきたのです。

どうやら私、あまりにも日々無意識的にやってしまっているため、日本でも同様にやってしまったよう。

変わった乗客だと思われたかも…と思うと恥ずかしくなりましたが、その後運転手さんと雑談で盛り上がり、お互いホッコリした気持ちでバスに乗れたので、結果オーライだったのかな?と今では思います。

スマイルは、国を超えて皆をハッピーにする、最強ツール!


愛想笑いに要注意

さて、スマイルはスマイルでも、いつもの笑顔と愛想笑いでは大違い。

1つ気を付けなければいけないのが、相手の言っていることがよくわからないときに、愛想笑いでごまかしてしまう場合です。

特に海外に行ってすぐの頃は、なかなか相手の言葉がうまく聞き取れないことも多いかと思います。

「あれ?今、何の話をしているんだろう」
「聞き取れなかったけど、何度も聞き返すのも恥ずかしい…」

そんな時、愛想笑いでやり過ごそうとしてしまいがちですが、これは絶対にやめましょう。やられた方も、「結局、この人はYESなの?NOなの?」と混乱してしまいます。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

私がルイジアナ大学に留学していた時の失敗談を1つ、ご紹介しましょう。

当時は寮にキッチンがなかったので、私は毎日大学内のカフェテリアで食事をしていました。

アメリカのカフェテリアってこんな感じ
(画像はイメージです)

ですが、そこのカフェテリアで働く黒人のおばちゃんの英語が、とにかくわからない!そもそも留学したてで、まだ全然英語がよく聞き取れないのに、それに輪をかけてルイジアナの南部なまりの英語なんて、もう無理。

 今日のおススメメニューはこれだよ、
 これを注文すると、これとこれが一緒についてくるよ、
 これは辛い味付けだから気を付けてね、

などと一生懸命親切に説明してくれるのですが、とにかく何を言っているのかわからない。

ウフフ、ありがとう。じゃあ今日はこれを注文します。
(私の心の声:何言ってるのかわからん。とりあえずやり過ごそう)

おばちゃんが説明してくれた料理をオーダーしたら、何と全ての肉(チキン・ビーフ・ポーク)が全盛りの、巨大ランチプレートがどーん

こんなの、とてもじゃないけど食べきれない!でもニコニコ笑顔のおばちゃんを見ると、今さら「やっぱりいりません」なんて言えない…。

その日はフードファイターになったような気分で、何とか平らげました。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です
わからないことがあれば、相手に聞き返しましょう!



グロ女と一緒に伴走してくれる人って?次のページを見てみよう↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?