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【Vol.5】アクション⑤:海外渡航~準備編~

海外渡航前の下調べと言えば、主に以下の6点だという点を説明しましたね。本章では、具体的に、下記の②・③・④にある、渡航方法・人・滞在期間について見てみましょう。

① 渡航先        
渡航方法

滞在期間
⑤ 準備資料
⑥ 予算

前章の「海外渡航・下調べ編」を見逃した方は、以下をどうぞ↓↓


下調べその②:渡航方法

● 学生の場合:
留学
が主なアプローチとなります。海外の大学や大学院に進学するか、もしくは今在籍している大学の留学プログラムを使うか。他には、大学を1年ほど休学して海外に渡航するか、語学留学をするなどの方法があります。


● 社会人の場合:
ワーキングホリデーやインターンシップ、海外就職など自ら行動していく場合もあれば、日本の企業に勤め、社内の海外派遣プログラムなどを利用して海外駐在を目指す方法もあります。


下調べその③:人

● 自分自身:
自分自身に聞いてみましょう。あなたの心の準備はできていますか?
ちなみに、私はここで「100%できてます」と言える人に出会ったことが今まで一度もありません。誰しも不安なのは同じ。でも、「とにかくチャレンジしてみよう」のグローバル女子(グロ女)マインドで行きましょう!


● 家族・配偶者:
学生の場合、親御さんはあなたの希望を理解してくれていますか?結婚されている場合、夫は合意していますか?お子さんはどうでしょう。家族の理解が得られていないと、渡航後とても苦労します。なぜ自分が世界を目指したいのかを事前にきちんと説明して、同意を得るようにしましょう。


● 上司・同僚・友人など:
海外出向で渡航する際、あなたの上司は応援してくれていますか?出向先の新たな海外チームメンバーとの連携は事前に取れていますか?留学目的の場合、留学先に知人はいますか?過去に出向経験のある同僚や、留学経験のある友人からのアドバイスは必ず事前にチェックしておきましょう。

下調べその④:滞在期間

海外へ渡航したい!その思いはとても重要ですが、さて、どれくらいの期間海外にいくべきなのか。行く前に、おおよその滞在期間を決めましょう。

● 留学の場合

数か月程度の短期留学なのか、数年単位の長期留学となるかで、準備内容も大きく変わってきます。滞在期間によって適用されるビザも変わりますし、現地での各種手続き(銀行口座を開くのか、携帯電話の契約をするのか、国際免許証を取るべきかなど)も変わります。

いつ渡航するか、というタイミングも重要です。というのは、逆算して準備しなければならないものがいくつかあるからです。

準備資料と言えば、大学へ出願する際に準備すべきものがあります。下記が典型的なリストです。太字になっているものは準備に時間を要するため、要注意!時間に余裕を持って準備しましょう。

  • 願書

  • 出願料

  • 成績証明書(高校・大学など)

  • エッセイ

  • 推薦状

  • 語学力試験のスコア(TOEFL・IELTSなど)

  • 専攻別能力適正試験のスコア(SAT・ACT・GMAT・GREなど)

  • 財政能力証明書



● 社会人の場合

社会人の海外駐在となると話は別です。事前に会社側から滞在期間を指定される場合もありますし(もっとも状況によって滞在期間の延長や短縮などよくあります)、もしくは「現地のプロジェクトが終わるまで帰ってくるな」と言われる場合もあります。企業派遣の場合、会社の総務部や人事部が一連の渡航準備をサポートしてくれるケースが多いので、上司や担当部署と相談して決めましょう。

留学と違って、大学出願用の願書はありませんが、対象者を選考するために社内試験を設けている企業もあります。TOEFLやTOEICなどのスコアや、現地の知識などを問う面接を実施する会社もあるので、事前に選考内容を確認して準備しましょう。



渡航にあたり、どんな資料を準備すべき?次のページを見てみよう↓↓


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