【Vol.6】ペイ・フォワード①:真のグローバル女子となるために
さあ、いよいよVol.6の「ペイ・フォワード編」まで来ました!
ここまで読み進めて頂いて、本当にありがとうございます。そしてこの記事が初という方も、私のページにお立ち寄り頂き、ありがとうございます。noteを通じたこのご縁に感謝です💛
ペイ・フォワードとは
●真のグローバル女子となるために
さて、今まで第1章~第5章を通じて「世界をめざすグローバル女子(グロ女)になろう!」というメッセージを発信し続けてきました。
グロ女として世界を目指し、海外でいろいろな知識や経験を得て、自己の成長へとつなげていく。それが大事なのは、言わずもがなです。
でも、そこで満足して終わっちゃうのは、もったいない!
更にその一歩先を考えてみましょう。
あなたが世界で得た知識や経験を自分の糧にして終わりではなく、今度はそれを、この私達の日本の社会に生かしていきませんか?
そう、今の日本は、課題が山積みなんです。
グロ女が海外で得たものは、たくさんあるはず。さらに一歩踏み込んで、今度はそれを、日本に還元してみましょう。それが私達一人一人ができる社会貢献であり、真のグローバル女子として活躍する意義だと思います。
本章のタイトルにもある「ペイ・フォワード」。直訳すると、「先に払う」という意味です。善意を与えてくれた本人に恩を返す「恩返し」の代わりに、次の誰かに善意を送るという意味で、「恩送り」とも言われています。
グロ女が海外で得た向上心やスキル等をペイ・フォワードして、日本に還元することで、よりよい社会を一緒に育んでいきましょう。
地球儀 vs 世界地図
●地図を見てみよう
突然ですが、質問です。世界地図を見たことがありますか?
一度も見たことがないという方は、おそらく一人もいないと思います。学校の授業や旅行マップ、ガイドブックなどで、誰しも一度は世界地図を見たことがあるでしょう。
では、質問を変えてみましょう。
海外で発行された世界地図を見たことがありますか?
これは回答が分かれるかもしれませんね。
それでは、日本で発行された地図と比較してみましょう。
何か、違いに気づきましたか?そう、日本の位置が違うのです。
図①は日本が中心にありますよね。一方、図②では、日本は地図上の右側(東側)になっています。
日本で教育を受けた人達は、図①の方がなじみがあるのではないでしょうか。私もアメリカに留学する前までは、図①しか知らず、アメリカで初めて図②の世界地図を見て、びっくりした記憶があります。
かつて「極東(Far East)」という呼び方が使われていたように、実は日本は世界の中心ではなく、ヨーロッパから見て遠方にあるアジア地域の一部だったんですね。
●日本の常識は世界の非常識
「日本の常識は世界の非常識」というフレーズもあるように、日本がこうなんだから世界もきっとこうなんだろう、と思ってしまうのは早合点です。
日本や海外に限らずとも、ドメ女マインドのままでとどまっていると、あなたの視野も自分中心になってしまうかもしれません。周りの皆も、私と同じ価値観に違いないと思ってしまっては危険です。海外に出ると、自分の常識では計り知れないサプライズに出会うことが数多くあります。
何も日本人女性全員に海外に移住しなさいと言っているわけではありませんが、自分の視点が必ずしも世界共通ではないということは、ドメ女・グロ女共に、常に認識しておきたいところですね。
●地球儀的視点のススメ
アドラー心理学の1つに「世界地図で観ず、地球儀で観よう」という考え方があります。
確かに地球儀で世界をとらえてみると、色々な角度から中心が見られます。日本を中心に見ることもできますし、地球儀をくるくると回したら、アメリカやイギリス、エジプトを中心に見ることだってできます。
地球儀的な視点で見ると、全ての場所が中心でありながら、全ての場所が中心ではない。つまり、誰もが世界の共同体の一部であり、中心ではないのです。私は、この地球儀的な視点がこれからのグロ女にとって重要だと思っています。
あなたの価値観が世界の中心ではないということを理解し、それに動じないオープンマインドな姿勢を準備しておきましょう。
アドラーの教えについてもっと知りたい方は、下記をどうぞ↓↓
では、真のグローバル女子と対にいる「ニセモノのグローバル女子」とは?
次のページを見てみましょう。↓↓
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