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デザインの本とKindle

基本、仕事の大半は自宅でしていますが、打ち合わせや営業同行などもゼロではないので、そんなときは東京まで1時間かけて出かけていきます。
フリーランスなので、グリーン車も経費にできますので基本はグリーン車を使うようにして、そこで仕事や読書をすることにしています。

元々若い頃英文タイプを打っていたという年寄りならではの経歴もありタッチタイピングは得意なためキーボード派で、iPadには全く興味がなかったのですが、大学のスクーリングでiPadやそれに類似したガジェットを使っている方も多く、たしかにマインドマップを描くにも便利だし、ラフスケッチを作るのにも便利そうに思え、学割を使って昨年iPad Airを購入しました。

iPadの中で実で最も使っているのが、Kindle。
つまり、iPadの性能の10%ぐらいしか使っていないような気がします。

Kindleは、初代の英語キーボードの頃からのユーザー(多分、知っている人も少ないのでは?そもそも当時日本語対応してませんでしたし…)で、その後、壊れる度に進化していくKindleに買い替え、これまで少なくとも5台は購入してきたと思います。

Kindle専用端末の良さは、なんと云っても「軽い」。そして、電子インクで「目が疲れない」という2点です。

ところが、カラー対応のKindleFireには全く興味がなかったので、ずっと白黒で小説、ビジネス書、漫画、ノンフィクションを楽しんでいました。

一方で、デザイン関連に関する書籍も大学に入ってから、随分と購入するようになりました。
Kindle専用端末だと読みにくいし、そもそも画像として本の各ページを読み込んでいるので、文章をハイライトできないという問題も有り、デザイン関連の本はすべて紙の書籍で購入。
これが高いだけでなく、嵩張るし、重たいし、場所取るし…と困っていました。

そんなとき、仕事でお付き合いのあるエンジニアの方が、最近は全部技術書をiPad +Kindleに替えたという話を聞きました。

技術を書籍で学びつつ、コマンドや操作を試していく際に、紙の本だと書見台などがないとすぐ閉じてしまうし、書見台があっても開きが悪く、書籍の中心部分が見えにくいなどの問題がすべて解決され、場所も取らない‥という話を聞き、それってデザイン関連の本も同じでは?と思い、早速KindleアプリをiPadに導入。

これがもう素晴らしく読みやすく、活用しやすくなりました。
文章のハイライトは当然できませんが、気になるところはスクリーンショットを撮り、写真の編集機能を使ってペンでマークしたりすればだいぶ使い勝手もよくなりました。

また、デザインの電子書籍ってかなりの頻度でKindleセールがありまして、半額ぐらいで入手できる機会がとても多いのも知りました。

液晶ディスプレイは画面も美しいので読みやすいですが、その分目は疲れますし、重たいのですが、仕事の打ち合わせでもパソコン代わりに使えますし、その移動時にデザイン本を読んで、机に向かわなくても何かしら大学の勉強を進められるのがとても嬉しいです。

現在読んでいるのは、こちら。私が購入したときはちょうどセールで、半額でした。

iPadだけではなく、デスクトップにもKindleアプリを入れて、本に出てくるデザイン真似ながら、デザインの練習をすることもできたりするのも便利です。

一方で、以下のような、本の装丁から紙の選択、細かい作りまですごく勉強になるタイプの紙の本もありますね。

このあたりは、趣味と実用を兼ねてどうしても紙で購入し、コレクションしてしまうので、こういった本に場所を開けておくためにも、デザイン関連の実用本は電子書籍が良さそうです。