【海外子育て】大規模インターへの転校@バンコク
こんにちは。バンコク生活6年目を迎えたYukoです。バンコクは暑季に入り、日中は結構暑くなってきました。
今回は、前回の続きで娘の学校選択についてです。
前回は日本からタイ・バンコクに帯同した際の学校選びのお話でした。
●大規模校への転校
娘が3歳を迎えるタイミングで、近所のインターナショナル幼稚園から、セカンダリーまである大型インターナショナルスクールへの転校を決めました。
●転校の理由
①Year1以降の事
駐在期間にYear1まで上がりそうだったので、先を見通して決めました。
キンダーガーデンの場合は、いずれ別の学校に移ることになるので早いうちにと思いました。Year1のタイミングで他の学校からの転入が多いと聞き、人気の学校は早めに入った方が試験の難易度も低いし、入りやすいと考えました。
②学費支給のタイミング
ぶっちゃけですが、学費支給のタイミングに差し掛かり、金銭的な選択肢が増えたことも大きいです。
近所のインター幼稚園でも、楽しく通っており、特に大きな不満もなく過ごす事が出来たので、感謝しています。
●インターナショナルスクールの見学
とは言え、娘はまだ3歳前。
nurseryがあるインターが選択肢。
何校か見学に行きましたが、今の学校に決めました。
人気の学校はすでに定員に達しており、見学も出来なかったところもありました。
●決め手
①国籍コントロールがされている事。
タイ人が大半の学校もある中で、娘の学校は20%程度にコントロールしています。
タイ人の知り合いも、娘の通う学校にタイ人が入るのは難しいと言っていました。かなりのウェイティングらしいです。
タイ人が多くても勿論構わないのですが、やはりタイ人はタイ人で固まることもあるそうです。友達のお子さんが通っていたインターでは、殆どタイ人でクラスラインもタイ語になる事があるという話を聞き、驚きました。
タイ人富裕層はインターに子息を入れるケースが多いので、私の体感値だと、国籍コントロールが無い場合のインターは、5割から8割くらいがタイ人で占められていると思います。
② 日本人が少ない事。
娘の学校は日本人率も数%。これも上記の理由に近いのですが、日本人が多過ぎても、やはり日本人で固まる傾向があるので、インターに通っているのに英語も中途半端になるのは避けたかったからです。
友達の話になりますが、同じクラスに日本人が3人くらいいると、やはり固まるそう。母国語で話すのが楽だし、気持ちも分かるので、仕方ない部分はあると思います。
現在の娘のクラスは、日本人は娘だけ。学年に数名いる程度です。自由時間に日本人のお友達とも仲良く遊んでいるようです。
③学校のファシリティやカリキュラム、アフタークラスの充実度
大規模校ならではで、見学に訪れた際に圧倒的にファシリティも素晴らしいと感じました。
自分が子供だったら、ここに通いたかったねというのが、主人とも共通の感想です。夫婦揃って、気持ちが一緒だった事も大きな決め手になりました。
学費も高いので、迷っていた際に友達にも色々相談してみましたが、
学費が高い=先生の質が保たれている、具体的に言えば良い先生を雇うには高いお給料が必要。安いインターだとネイティブの教師でないケースもあるし、ファシリティのクオリティの高さに繋がるよとアドバイスを受け、それも一理あると考えたのも大きいです。
●入学時のアセスメント
娘はアセスメントを受けた際、まだ二歳だったので、面接官の先生と遊ぶ程度で終わりました。
先生に確認事項を聞くと、ちゃんと人の話を目を見て、聞けるかや、遊ぶ事への意欲とか、基本的なことの確認だったそうです。
同じタイミングで4、5歳位の女の子がアセスメントを受けている所を見ましたが、英語での受け答えも上手で驚きました。遊んだりは勿論、文字を書いたり、ハサミなどの文房具が使えるかとか、確認項目が増えていて、早めに受けておいて良かったと、胸を撫で下ろしたものです。
英語力が不足している場合は、EAL(English as an Additional Language: 英語を母語としない生徒が英語を学ぶためのクラス)を受ける事が入学の条件となります。
EALは学校によって有料の場合もありますし、EALの枠が空いていなくて、入学自体がウェイティングになるケースもあると聞きます。
●実際に数年過ごしてみて
非常に満足しており、個人的には出来れば、このままYear13まで通わせたいと思う位です。
タイのインター校に通うタイ人は裕福な家庭の学生が大半なので、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、日本含めて、海外の大学に進学する生徒も多いです。
卒業生の進学先を見ていて、このまま娘を通わせる事が出来たら、そんな未来もあったのかもしれないと思います。
強いて言うならデメリットは日本語サポートが無い事。
インターによっては、母国語の授業時間で日本語の授業がある学校もありますが、娘の学校は課外で取れる程度なので、日本語に関しては、家庭で私がやる覚悟が必要でした。
●学校選択の難しさ
駐在の場合は、何年いるのか、その先はスライドなのか日本への本帰国なのか、帰国時の学校選択、どうやって英語力を維持するのか、
子供の年齢、性格、ある程度の年齢になれば子供自身の意向、親の教育方針、予算、
物理的に家から学校までの距離(バンコクは渋滞が酷い為。)
などが、学校選択のポイントになるでしょうか。
正解はありませんし、各家庭によって考え方や状況も異なるので、このnoteを読んで頂いた方が皆んなそれぞれのベストを見つけていけると良いなと思います。
●最後に
これからの世界を生きていく娘には、様々な国籍、文化に触れ、多様性を自然に身に着けて欲しいという願いも込め、学校選びをしました。
娘もナーサリーから何年も通った学校やお友達が大好き!行き渋る事が一度も無く、毎日楽しく通ってくれています。親の立場としては、何よりもそれが一番良かったと思います。
長文、お読みいただきありがとうございました。
こちらは、タイでの旅、生活、子育てがメインです!
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