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ファシリテーターの私がサイモンシネックのゴールデンサークルを考えてみた

有名なTEDの1つ、「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」をご存知ですか。

リーダーシップに関心が在る人なら一度は目にしたことがあると思います。このTED、大好きで5年前にも(!)ブログで紹介したことがあるくらい。


先日、このTEDを題材にした英語のレッスンを受けてやっぱり素晴らしい動画だなと思ったので、再び紹介しています笑。


5年前に記事を書いたときはリーダーへの進めたいTEDとして紹介したのですが、今改めてみるとこの動画は、伝えたいこと、広めたい活動がある全ての人におすすめの動画だなと感じています。


この動画では、優れたリーダーは「Why → How → What 」の順番で伝えるという話を紹介しています。そして多くの組織では「What → How → Why 」の順番で伝えていると。


動画の中でAppleを例にしていますが、「Why → How → What 」の順で伝えると、

Why
・我々のすることはすべて 世界を変えるという信念で行っています。
・そして、違う考え方に価値があると信じています
How
・私たちが世界を変える手段は 美しくデザインされ 簡単に使えて 親しみやすい製品です
What
こうして素晴らしいコンピュータができあがりました

となります。


でも、これを逆にすると(=多くの企業がしている伝え方にすると) 

我々のコンピュータは素晴らしく美しいデザインで、簡単に使え、ユーザフレンドリーです。 ひとついかがですか?

となる。 後者の方がよく見かけるコミュニケーションだと思いませんか? (私も、「自分の主催するワークショップはこんな場です!」とよく説明してしまっています。)



今回は、せっかく久しぶりにこの動画に再開したので、今の私自身を「Why → How → What 」で伝えるとどうなるかを考えてみました。


Why 
・私は、自分の本音を大切に、ありのままのわたしで深い心のつながりを感じられる社会を生きたいと思っています。
・そのために、人がもっと自分を慈しみ、自分自身へ優しい眼差しを向ける人が増えることが何よりも大切だと信じています。
How
そのための手段は、もう一歩、自分の心にある言葉を伝え合い、聞き合う対話の場や方法を広めることです。
What
こうして、私は、今の対話の場づくりやファシリテーションを仕事にしています。


こんな感じです。普段の記事では、HowやWhatを書きがちなのですが、時折やはりWhyに立ち返りたい。今よりもっとファシリテーターが増えたとしたらHowやWhatは同じ人がたくさん現れるかもしれない。


同じようなテーマでたくさん対話の場が開かれるようになるかもしれない。


そうなった時に、やっぱり人は「WHY」に共感した人の場を選ぶと思うのです。


あなたが今、行なっている仕事の「WHY」はなんでしょうか?
それを伝える努力を、あなた自身はしていますか?

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