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自分探求家の内省コラム

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自己対話、内省大好きな私が日々の中で自分の気持ちや視点を書きつづった記事のまとめです。誰かの内省、自分を知るきっかけに。
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#対話

SNSで対話はできない

SNSを見るのがたまにしんどい。オリンピック賛成反対、ワクチンの可否、コロナへの政府の対応や女性蔑視やフェミサイドについてのやりとりなど、いたるところで違う意見を持つ人たちが攻撃しあっているところが、否応なしに目に入ってくる頻度が高くなってきているからだ。 そもそも私はSNSで知らない人に意見するという行為が理解できない。言葉を発するまでの道のりにはその人なりの経験、そこから生じる信念や価値観、気持ちがあり、そこに意識を向けることなく相手のことを理解できるはずないと考えてい

あなたの資質はどこで輝く? 自分が好きで、楽な領域を知ることは、自分を活かすことにつながると思う

私は自分に無理を強いず、自然に自分らしくいられる領域はどこかな?ということをよく考えています。 ありのままの自分で、いられる領域こそ自然に才能を社会に活かすことができると考えているからです。今回は、私が意識している、自分の資質を知るポイントを3つご紹介します。 1. 自分が好きな物事のフェーズを知るこれまで自分が参加したチームや組織の規模、フェーズなどを思い返してみてください。何も形がないところから立ち上げていくのが好きな人と、形があることを広げる仕組みを作るのが好きな

「課題がない」社会の中で、それでもなお、自分を突き動かすものは何ですか?

最近の私は、ずっと「これからの私を突き動かすもの」の手触りを確かめるような時間を過ごしています。 なぜなら、今の私は「かつての私」が望んだことが叶った状態だから。 数年前はまだITコンサルタントの仕事をしながら、ファシリテーターの仕事はほんの少しで、「いつかファシリテーターの仕事の方をメインに」と思っていましたが、今の私はファシリテーターの仕事がメインになりました。 「素晴らしい人間関係に恵まれて働きたい」と思っていたのですが、今、一緒に働いている人は、とても私のことを

アサーティブに生きるとはどういうこと?相手と心地よい関係を築くコミュニケーションを考える

私は普段のコミュニケーションでは「アサーティブ」であることを大切にしています。 アサーティブなコミュニケーションとは? 自分の気持ちや意見を、相手の気持ちも尊重しながら、誠実に、率直に、そして対等に表現することを意味します。( 下記のページより引用 ) アサーティブなコミュニケーション術を学んだと言う訳ではなく、元々IT業界にいて、様々な国籍の方と働くうちに自然に「どう自己主張するか」に意識が向くようになり、言葉としては後で知りました。( ただ、言葉を知ってからは意識的に

今の社会は「終え方」を探求するべき時代

皆さんは「終える」という言葉にどんな印象を持っていますか。 仕事を始めた、誰かと付き合い始めた、事業を始めた、新しい趣味を始めた、新しいことを学んでみた、新しいチームで働き始める。 どんなことも「始める」にはこれからどんなことが起きるんだろうというウキウキした気持ちと高揚感があるように思います。 では、仕事を辞める、恋人と別れる、事業を閉じる、続けてきたものを辞める、チームの解散 だとどうでしょう? 始めるときの高揚感は薄れ、寂しいもの、悲しいこと、と何だかネガテ

旅行が好きな人、旅行という価値を伝えたい人。  対話が好きな人、対話という価値を伝えたい人。

わたしは、仕事をする上で考えるようにしているのは「それは、自分が伝えたいことか?」ということ。自分がただ体験することが好きなことを=伝えたいことだと勘違いしている人もいるように思います。 新卒で就職活動をしていた時に、わたしは旅行業界に入りたかったのでいろんな会社説明会やセミナーに行っていました。でも、旅行業界は憧れているけれど、途中で旅行業界への就職活動を辞める人は多かったですね。 旅行は好きだけど、それを仕事にするのは違うかも・・・ となる人がとにかく多い。当たり前

自分の幸せに集中することが、わたしの最強の人生戦略

人のことをあれこれ気にする人がいます。 わたしも誰かの言動を見て気になることもありますし、それがなぜ気になるんだろうと考えることで自分のことを知るきっかけになったりすることがあるので、人のことを知ることはある程度良いことだと思っています。 でも、自分の判断を揺るがす程に人が気になりだしたら、危険信号。自分の幸せに目を向けるときだと考えます。 「自分の人生を幸せに生きる」これこそ、私は自分が負うべき最大の責任だと考えています。自分の幸せに気づけるのは自分だけ。他人は自分の

そのサービスは何のため? サービスにのせる、伝えたいメッセージをこそ、あなたの世界観だと思う

最近、キッズライン代表の経沢さんが主催する女性起業家サロンに入ってみました。オンラインサロンはいくつか入ったことがあるのですが、関心がある人同士が繋がることができ、効率よく学ぶことが出来るため、非常におすすめです。 特に私のようなフリーランスは、1人で作業していると孤独になりがちなので笑、適度に人と関われるオンラインサロンは働き方が多様化している今、もっと広がっていくと思います。 女性起業家サロンのリンク先を見ていただきたいのですが、その中でこんな一文があります。

人目が気になるあなたへ。あなたが他の人の批判を辞めたら、世界はあなたへ優しくなる

私が大嫌いな言葉の一つは「人目が気になるから・・・」という類の言葉です。 つまり、上司がなんて言うか、組織がなんて言うか、皆がなんて言うか、というやつ。 最初は「なんでそんなこと思うのかな」とか「いや、そんなこと誰も思ってないよ」とか言ってあげちゃってたんですが、最近では「まず、人のことを批判するのを辞めてみたらどうですか」と言っています。 ( 相談された場合だけですが ) こう伝えるとたいてい次の言葉は「いえ、私が批判しているんじゃなくて、人に批判されるのが嫌なんです」

誰も教えてくれなかった大好きを仕事にする辛さ

その仕事は適職?天職? 私は今、企業やNPOなどの団体の大切な話し合いをサポートする、ファシリテーターとして仕事をしています。その前はIT系のコンサルタントでした。 実は、ファシリテーターとして企業と契約している時期以外は、今でもたまにコンサルタントの仕事をしています。ここ数年かけてファシリテーターの仕事の割合を増やしていっており、コンサルタントの仕事の割合を減らしていっています。 コンサルタントも好きで自分にとっての適職だと思いますが、ファシリテーターの方が天職に近い