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スキージャンプ観戦の魅力 2022全日本選手権in白馬

10/20(木)〜23(日)にかけて、長野県白馬村の白馬ジャンプ競技場で全日本選手権がありました。
北京冬季オリンピックで活躍した選手はじめ、国内のトップ選手が集結し、今季ワールドカップ派遣メンバーを選出する大会でもあります。

今回私は初めてジャンプ観戦をしに行ったわけですが、温泉・紅葉も同時に楽しめてしまう白馬と、ジャンプ観戦の魅力についてまとめてみましたので、よかったら読んでみてください😌🍂
⚠私の偏った視点も入っています。

夏もスキージャンプができること知らない人も多いと思います。雪のない季節もあるんですよ!

是非、魅力を知ってもらって、一人でもジャンプファンが増えたら、とっても微力ですが貢献に繋がるのかな。そんな期待を持って。
 
私達家族は、最終日(10/23)のラージヒル本戦を観に行きました!

まずは、大会日程と当日の様子について。
魅力1 飛行や着地の美しさ、迫力、分かりやすさ
魅力2 気軽に観戦できる。入場料が無料or安価
魅力3 ロケーションの良さ。
魅力4 ファンサービスが凄い。
魅力5 ファッションアイコン、お洒落な選手が多い。スタイルのいいモデル系男子の多さ😳
魅力6 選手がいい意味で気張っていない。

大会日程と23日の観戦の様子について

〈大会日程〉
10/20 ノーマルヒル公式練習
10/21 ノーマルヒル個人戦
10/22 ラージヒル公式練習・男子予選
10/23 ラージヒル個人戦

23日は、8:00試技開始 9:30頃競技開始の予定でしたが、天候などの影響から協議の結果、当日に試技は取り止めとなり、8:00から競技開始となりました。
今大会、男子50名女子30名の参加。
男子は前日の予選で上位30名に絞られました。

私達下から観ている観客にとっては、朝10時頃までは日差しがあり風も落ち着いていて若干暑いくらいの天気でした。


魅力1 飛行や着地の美しさ、迫力、分かりやすさ

地上140mもの高さから滑り出し、80〜90kmというスピードで助走し、踏み切り地点から飛び出す。そして降りてきます。
ジャンプとは言いますが、飛行しながら降りてくるというイメージの方が近いのかもしれません。
向かい風は有利に働き、体が持ち上がり、より飛距離が伸びます。
鳥が山肌を滑空するように下まで降りてくる姿は圧巻です。スキー板をV字に開き、スキー板と接するのではないかという程体を倒し、手足をまっすぐ伸ばした飛行姿勢は本当に見惚れるほど美しいのです。
そして聞き覚えがあると思いますが、テレマークポジションでの着地です。

画面で観るだけでは伝わらない、助走音や着地音、スキー板を横向きに揃えてズザザッと止まる音なんかも迫力があります。

飛距離は見て分かりますし、採点も一人が飛び終えた直後に分かります。

 

魅力2 気軽に観戦できる。入場料が無料or安価

競技開始時間は大会によってまちまちですが、一人に対して採点まで1~2分の短時間で、次々飛んできます。風が問題なければサクサク進んでいき、競技時間が短いのが特徴です。

観覧スペースが広いです。
特に白馬は芝生スペースもあり、レジャーシートを敷いてお弁当食べながらとか、キッチンカーも出ていたので食べたり飲んだり好きなことしながらでも観戦できます。ゴロンと横になっている人もいました。ペットもオッケーだし小さい子連れも多くいました。自由度高いです。

そして、白馬の今大会は入場料が無料で途中入退場も自由。
札幌や蔵王のジャンプ競技場は大会によって入場券が必要だったりしますが、安価だと思います。

初めての方でも気軽に観戦を楽しめるのが、スキージャンプです。
冬場は防寒と雪対策が必要になり、一気にハードルが上がりますのでご注意を❄


魅力3 ロケーションの良さ。


ジャンプ台がある地域は、スキー場が多く宿泊施設が充実しており、温泉もあって立ち寄り湯は白馬に6ヵ所もあります。
ジャンプ台の後方には紅葉した山々、その奥にはまだ雪のない北アルプスの山肌を望むことができます。広大な景色のもとで観戦でき、ゆったりした気持ちになれます。


魅力4 ファンサービスが凄い。

オリンピックメダリストのあの選手やあの選手。
有名選手達が間近で見られ、試合後にはファンに歩み寄り一人一人にサインや握手、写真撮影などに応じてくださいます。
手厚いファンサービスで、選手との交流ができることも大きな魅力の一つです!


魅力5 ファッションアイコン、お洒落な選手が多い。スタイルのいいモデル系男子の多さ😳

だいぶ私見が入りますが、女子も男子もかっこいい選手が多いです。ルックス、スタイル、お洒落さ。
選手が活発にSNSで私生活を発信していたりもするので、是非沼にハマりましょう!

ヨーロッパに移住し拠点を構えて活動している選手や、国内の選手層を厚くするために独自の活動をしている選手など、それぞれの考え方で取り組んでいる姿勢を知ると、より応援したくなります。


魅力6 選手がいい意味で気張っていない。

スキージャンプは風に左右されやすい競技です。
風が強いと中止になったり、開始時間が早まったり延びたりします。協議による判断も早いです。
自然相手であり、判断を間違うと命に関わるからです。

そして、ルールの変更が多いというのも最近になって知りました。
スキー板先端がストレートの物、カーブしている物、長さや幅など。
スーツのサイズ感、腕周りや太もも周り、ウエストのゆとりが何cmまでとか、厚み、素材。計測方法。
その他道具にも事細かく決まり事があり、しかもそれがちょこちょこ変わるらしいのです。
北京オリンピックでも話題になりましたが、失格になることは珍しいことではありません。

選手はこういった変化や変更に慣れていて、淡々としており、大らかであまり気を張っていません。少なからずそのように見えます。

スキージャンプは、気候や体調変化、ジャンプ台、道具など条件の変化が多い競技であり、その変化に動じずにイメージ通り飛べた人が勝つ競技だと思います。
今週末には、札幌大倉山ジャンプ競技場でジャンプ大会があります。
その後はワールドカップが始まるので、また来年観戦に行きたいと思っています。
是非興味を持っていただきたく、こんな記事を書いてみました😄


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