『淀川の指輪』衝撃の片想い 前日譚
【あらすじ】長編小説『衝撃の片想い』のスピンオフ。主人公、佐々木友哉の少年時代の物語です。本編に出てくる「裏カジノなら子供の頃に見た」という友哉がそのカジノで初体験をしていることをカミングアウトし、涼子に嫌がられたエピソードを書き下ろしました。自分を棄てた母親に対する恨みが友哉にあることが分かり、本編でまだ未登場の母親が今後どうなるか本編を読んでる人には怖い内容になっています。また、指輪は友哉がゆう子に渡したものと同じブランドで、おしぼりのエピソードは利恵のやっていることです。本編で利恵はトキたちから「女神」と言われています。
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普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。