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1泊2日でニューヨーク③

その2のつづきです。

友達が探してくれたAirbnbというのは、アプリを使って予約して、お金を払って普通の人の自宅の一室に宿泊してもらうというサービスです。アメリカ人のこの友達(ヘッダー画像の左端を歩いている女の子)は普通によく使うらしいけど、私は個人的には知らない人のおうちに入らせてもらって普通にその人たちが使ってるバスルームとかバスタオルとか貸してもらうの、とても変な感じで最初はちょっと警戒していました。しかも私たちのホストは若いおじさんだったし。

自分では、というか日本人の友達と二人とかだったら絶っ対に使わないだろうな・・・と思いましたが、マンハッタンの市街地でひとり一泊$50くらいで安かったし、その人は連絡の返信もマメで親切でいい人だったし、結果的にはよかったです。

それに、実際マンハッタンに住んでいる人の暮らしを少し垣間見れることで、こういうアパートメントの中ってどうなってるんだろう?っていう好奇心も満たせてとても興味深かったです。たぶんそれがこのサービスの醍醐味でもあるんでしょうが。

家の中の感想を一言でいうと、めっっちゃ狭かったです。通路も、部屋も、バスルームも、何もかも。それでも家賃は安くないでしょうね。私だったら、アメリカに住んでるんだったらもっと物価が安い州ならきっと毎月同じ値段でテラスやバックヤードやプールがついた家に住めると思うので(実際値段とか知らないので勝手な予想ですが)、こんな暮らしはしたくないなーと思いました。まぁ、今の生活みたいに、数年間だけとかならアリかもしれないですが。

さて、旅の続きに戻りましょう。4時すぎ、部屋の鍵をもらってホストの方に挨拶をして、荷物を置き、友人はメイクをしてイケてる服(?)に着替えて夜の街に繰り出す準備をしました。

そう、迎えにきてもらったときから思ってたんですよね。(あんた、ニューヨークの街中に出かけるのにそんな授業行くみたいな適当な格好でええの?)って。(言ってないけどw)

私はアメリカではできるだけ服を買わないようにしているため、普段の外に着て行けるレベルの服(=スウェット、パーカー、捨ててもいいくらいのスニーカー、、ではない服)で普通に行きました。てか、そもそも"バーに行くため"に特別なおしゃれするってなんやねん。まぁみんなそういうクールな場ではモテたいんですね。異性を意識してがっつりメイクしてタイトなブーツにねじ込むみたいな!?

New York PizzaはNYではずせないご当地フードの一つらしく、薄く焼いた生地が特徴的なピザです。私たちも一日目の夜はピザを食べようと決めていたので、観光を兼ねてsubwayに乗って川の向こう側の少し離れたBrooklynまで行きました。

ネットでお店を調べた中で、あんまり遠すぎなくて評判のいいBrooklyn Bridge近くにあるGrimaldi'sというお店に行きました。

橋の手前にある二階建ての白い建物です。夕食時でわりと混雑していました。とても赴きある店内で、職人さんが空中でひょいひょいっと生地を伸ばして、トッピングを載せて釜で焼いてくれるのが見えてとてもいい雰囲気です。

友人「今作ってるのも私らのとちゃうわ・・・オリーブ乗せてないもん」

笑。

本格的な佇まいとは裏腹に、お皿やコップ、フォークなどはプラスチックのディスポ食器でかなり安っぽい感じでしたが、そのおかげか2人で食べきれないほどのでかいピザが$20くらいで安かったです。

ペパロニとブラックオリーブを追加トッピングしてみましたが、このオリーブがあまりに塩辛すぎて、結局どけて食べてました笑。そして6枚切で一人3枚なのですが、最後の1枚はほぼ食べれなかったです・・・でかすぎて。

私は手がべたべたになるのがあまり好きではないので、アメリカではハンバーガーだろうがピザだろうができるだけフォークとナイフを使うのですが、そんな私を友人は鼻で笑います。

友人「ニューヨークのピザは、手で持って折りたたんで食べるのが正解やねんで。まぁ、私は普通に折りたたまんと食べるけどなw」

お腹がいっぱいになって外に出たところで、7時半すぎ。だいぶ外も暗くなってきました。



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