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人生を変える ベネフィットの魔法

それでは、サブタイトルづくりをやっていきましょう。

前回の簡単な復習と今回の重要ポイント

前回は、現在の売れ筋の本は、まるでサブタイトルが本の名前になったようなものが多いということを指摘しました。

この優れたところは、背表紙を観ただけで本の中身がだいたい推測でき、自分にとって必要であるかどうかを判断できる(売り手からするとぱっと見だけで自分ゴトにさせてしまえる、効果の高いマーケティングを実現している)というところでした。

今後とても重要になってくるので、忘れちゃった人は、復習しておいてください。

この考え方、つまり背表紙だけで魅力的かどうかを判断する手法は、まさに有料noteのタイトルが満たさなければいけない必須条件です。

理由は簡単です。本は立ち読みすることができますが、有料コンテンツは中身のチラ見ができません。

「あなたもできるプレゼンの技法」

これでは、中身を読もうとする気力が湧いてきません。

以下のように変えてみましょう。

「プレゼンの日は朝トイレから出れなかった僕が、社内スティーブ・ジョブズとよばれるようになったたっとひとつの秘密」

「プレゼンの本を10冊以上読んで挫折した僕が、最後にたどり着いた唯一のプレゼン技法」

技法にこだわらなくてもいいです。

「このプレゼンさえできれば あなたの社内評価はもっと高まる!」

これでもいいですね。字数が長いのが嫌な人は、これをもとに短く削りましょう。くれぐれも、最初に短いものを発想しないでください。


これまでの連続講座のバックボーンを確認すれば こんなものへっちゃらさ

さて、イメージはもう大丈夫だと思いますので、作り方です。

むずかしくありません。これを思い出してください。

【現状】プレゼンが下手で同僚にバカにされている
【未来】男性、異性の同僚もびっくりの社内スティーブ・ジョブズ誕生

【現状】企画は評価されているのにプレゼンという、オイシイところは常に同僚の担当として持っていかれてる
【未来】プレゼンなら〇〇だろ、という評価が定着して、逆に人の作った企画書までプレゼンの切り札として起用されるようになった

【現状】いい仕事をしているにも関わらずプレゼン下手で、地味な評価しか得られていない
【未来】自分の仕事に見合った評価を役員プレゼンでも十分に勝ち取ることができるようになった

【現状】自分も信頼のできる少数の上司も仕事内容を認めてくれていたが、自己アピールのうまい同僚や部下が出世していった
【未来】実質仕事そのもののレベルは高かったのに、プレゼンで損をしていたことがなくなり、できる男だという評価が給料にも反映された

【現状】プレゼンの日は会社に行くのが憂鬱だった
【未来】プレゼンの日が楽しみになった

そうです。これまでずっと私たちが共有してきたバックボーンです。その有料コンテンツに対価を支払ったことで、自分自身ではどうしてもできなかった悩みを解決してあげるのです。

この作業自体はプロフィールを作る時にちゃんと終わってますよね。さぼって長いプロフィールを書いていない人は終わってませんね。

よくないですね(^^)。さくっと書いちゃいましょう。

書き終わったらためしにこの【現状】と【未来】をドッキングさせてみましょう。長めのプロフィールを作る作業ができていればサブタイトルづくりは一瞬で終わります。


サブタイトル案づくりはもう終わった(はやっ!)

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