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映画「今夜、世界からこの恋が消えても」 を見て思った事

土曜日に、ティーンの姪っ子ちゃんのリクエストで映画「今夜、世界からこの恋が消えても」を一緒に観に行った。

正直、主演のなにわ男子の道枝くんがメインの胸キュンストーリーだと思ってノーガードで行ったものだから、予想をはるかに超えたいい話でメタメタに返り討ちに合い、結果、ノックアウトされて、号泣して帰ってきた。

最初のテロップで、音楽が亀田誠治さんと出ていたあたりから、おや?お洒落音楽意識のアラサーアラフォーも狙ってる?なんてうがった見方をしてしまったのだけれど、私のそんな浅はかな予想なんてまるでなしで、様々な才能あふれるクリエーターが集まって、いいもの作りたいという気持ちで泣かしにかかってくると、私などは訳なく大泣きさせられてしまうなぁと、本気で思った本当に良い出来の映画でした。

ストーリー自体は、みんなが「こうなるのではないか?」「こういう事起こるのではないか?」と思わせる内容なのだけれど、とにかく、W主演の道枝駿佑くんと福本莉子ちゃんの積み重ねていく思い出のシーンが美しすぎて、はかなくて、こんな一瞬を宝物みたいに残せる映像撮ってみたいなぁという気持ちになってしまう。

そしてなんといっても、女主人公の親友役の古川琴音ちゃんの演技、役どころがいい。

そして男主人公のお姉さん役の松本穂香さんの存在が最後にすごく効いてくるあたりが物語に深みを出していて、もう泣くしかない映画になっていた。

夏休みの映画と言えば、ヒット作が多数出ており、だいたい上位3つくらいにしかいかない事が多いのだけれど、たまには自分と歳も感性も違う人が観たいという映画を一緒に見るのも、新しい引き出しが増えていいと思った日でした。

エンディングのヨルシカの「左右盲」も、いい曲で、悲しい映画だけどどこかすがすがしくて、最後までここにいたいと思ってしまい、終わってからもしばらく席から立てませんでした。


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