究極の調和と美しさを分かち合いたい
最近の私。
手紡ぎしてもらった毛糸で、帽子を編む。
羊毛をスピンドルで手紡ぎし、毛糸を作る。
羊の毛刈りワークショップで、羊に触れ、刈った羊毛を手にする。
羊毛からフェルトの帽子を作る。
自分で選んだ糸で機織りをして、布を作る。
自分で織った布で、ベストを作る。
そして、自分の手で作ることに、とても満たされる。
そう、私は、なんでも自分で作ってみたかったんだな。
そう、「人の手って、すごいな。」と、ずっと思っていたのだ。
お金で買うのが当たり前だと思っていた物を、自分の手で作れると知ったときの、感動。
それが、今の私に導いている。
だから15年前、大木町に住んでいた時に、農業体験をさせてもらって、お野菜を自分で作ることができるんだ!と感動して、自給自足の暮らしをしてみたいと思ったんだ。
だからある時に、新聞でオカムラさんの記事を見て、古民家だったら、自分で修理したり、作ったりできるのか!と感動して、それをやってみたいと思ったんだ。
そして今。
今まで、洋服は自分で作っていて、布は買うしかないと思っていたけど、糸紡ぎや、機織りに触れて、布さえも自然の恵みを頂いて、自分の手で作れるってことに、感動している。
それは別に、地球環境に問題意識を持っているからではなくて、ただただ、人の手のすごさに感動して、それを体験してみたいっていう、衝動。
結果、なんでも人の手ですれば、すべて自然の恵みを頂いて、地球の、宇宙の循環の中で生きることができる。
循環は、究極の調和であり、美しさ。
シンプルなことなんだよね。
私は、地球は美しいところだと聞いてやって来たから、究極の美しさを体験するために、生きづらいほどの繊細さをもって生まれてきたのか。と、腑に落ちる。
そして私と同じように、調和と美しさを生きたいって人と、この体験を分かち合いたい。
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