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私が独断で選ぶ プロ野球「最も●●な球場」

プロ野球が、熱い。

当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと痛感させられた2020年。
幾多の困難を乗り越え、多くの方達の協力・観戦対策もあってオープン戦の開催を経て開幕を迎え、ペナントレースが最終盤を迎えようとしている。

そんな中、私の独断で「プロ野球 最も●●な球場」を選ばせて頂きました。
選んだ基準はチームの強さや特定の選手に注目したものではなく、「スタジアムで体感できること」です。
どうしてもスポーツ観戦は試合の勝ち負けに楽しさが左右されがちですが、今回は試合や選手の要素は登場しません。

また、選ばれてない球場は私が赴いた回数が少ないだけで、観戦を重ねることで「この球場はここが凄いんだな」と改めて気づくことができるでしょう。

この記事はあくまでも私の独断です。球春が待ち遠しい皆様がこの記事を読んで少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

※記事中の写真の殆どは2020年より前に撮影したものです。現状の運営とは異なる点があるかもしれませんが何卒ご容赦ください

※10/16追記 
・本記事は2021年3月に投稿したものを若干追記・更新しました
・各球団のグルメ情報リンクは2021年シーズンのもので、シーズン毎に記載内容が変更となる場合があります

最も「球場グルメが好きな球場」

横浜スタジアムです。

ベイカラ、ベイ餃子、目玉チャーハン、ベイスターズエール&ラガー、ベイドッグか青星寮カレー、デザートにみかん氷など…この球場に来たからにはこれを食べたい!というのが明確に決まっている球場です。

「ベイカラ」「目玉チャーハン」「BAYSTARS ALE」
私の好きな食べ物が全部入り、といっても過言ではない組み合わせであります。

↓横浜DeNAベイスターズ グルメ情報

最も「耳で感じさせる球場」

メットライフドームです。

自然共生型で既存の西武球場に屋根を付けた世界で見ても特異な球場。そのため、ドーム球場とは音の聞こえ方が異なるように感じます。

屋外球場のような打撃練習の打球音だけど、応援団の太鼓や声援はドーム球場のように反響して聴こえるという不思議な感覚。

何よりも電子オルガンの音が「ああ、所沢に来たんだなーと思わせてくれます」
電子オルガンであればそのケースやゲストに応じた楽曲を演奏するなど、演出観点で柔軟さを発揮できます。本当にリスペクトします。

メットライフドームの「声」も忘れてはいけない。まずは場内アナウンス担当の鈴木あずささん。打撃練習中に聞こえてくるこの方の声も耳でメットライフドームに来たということを感じさせる。

そしてRISUKEさん。安心安定信頼のRISUKEさん。情熱あふれるアナウンス、ファンの心を掴む言葉選び、そして締めるところは締める濃淡の使い分け。本当にリスペクトしています。
(過去に埼玉vs.千葉ライバルシリーズというイベントがあって、その際にRISUKEさんがマリンで鬼崎選手の送り出しをアナウンスしていたのは痺れたなぁ…)

あと、ここもご飯が美味しいスタジアムです。

特にピザ。ピザを食べにメットライフドームまで行っていると言っても過言ではありません。グランドオープン後の球場も早く行きたい!

ピザの販売は3塁側(ライオンズ側)の内野最上段に近いところで販売しています。焼き上がるまで少し時間がかかるため試合前に食べる場合は時間に余裕をもって買いに行くことをオススメします。

↓埼玉西武ライオンズ グルメ情報

最も「いつ来ても慣れない球場」

楽天生命パーク


この見出しだと誤解されかねないですが、毎年訪れるたびに新たな施設やサービスが登場していて本当にワクワクする球場です。
仮設スタンドが3塁側にできた時は大丈夫か…と思いましたがいつのまにか常設になり、夏場にはビアガーデンが登場。
話題となったキャッシュレススタジアム、そして観覧車やメリーゴーランドの設置(お披露目の日にロッテのビジター応援デーと重なっていて、その日に来てたマスコットがその間だけグラウンドから外れていたんですよね。理由はお察しください)

私は敬意を込めて、仙台の球場をこう称します。「球界のサクラダファミリア」と。

春は球場周りの桜も綺麗なんですよね。(ダジャレではありません)

↓東北楽天ゴールデンイーグルス グルメ情報

番外編:最も好きな「海外の球場」

仁川・文鶴(ムナク)野球場


2015年に行ったのですがマジで感動しました。
レフト後方に芝生席がありテントを立てて観戦している人、バックスクリーン内にラウンジスペース、ライトにはサムギョプサルシート
価値の高いバックネット裏は基本ペアシートで専用のラウンジもある。
グッズもカッコいい。
今年から親会社がSKからSSGに変わりますが、変わらず文鶴の球場は楽しめるものであってほしいと願っています。

今もこんな感じなのでしょうか…早く海外旅行できるようになることを願うばかりです。

最も「グラウンドが美しい球場」

ほっともっとフィールド神戸です。

元々はオリックスブルーウェーブの本拠地。今はオリックス・バファローズの準本拠地。年を重ねることに開催試合数が少なくなっている現状はありますが、神戸の試合はぜひ行きたいです。

何よりも芝生が綺麗、フェンス・スタンドが緑系、そして公園の森林と相まって本当に美しく、バファローズの洗練されたデザインのユニホームが引き立つ美しさてます。
条件が合えばグラウンド整備で撒いた水に虹がかかることも。
あとチキンスティック(Toribo)が美味いんですよ。

いつ見ても美しい球場です。ナイターの花火も良いんですよね。

↓ほっともっとフィールド神戸 観戦ガイド

最も「圧倒される球場」

PayPayドームです。

天井が高い、開閉式、ムービングライト、フェンスへの電飾、ラッキー7の若鷹軍団の圧倒される雰囲気…世界一を目指す球団の本気度合いを感じさせます。

加えて、演出の中でビジターチームをリスペクトする姿勢がとても好きです。
2017年の日本シリーズ初戦ではビジターのベイスターズ登場時には青系のライトを、ホークス登場時に黄色系のライトを用いてたのには感動しました。

やはり対戦相手があってのスポーツですからね。ビジターチームへのリスペクト・ホスピタリティは欠かせません。

あと、ホークスのパフォーマンスチームがすごいです!
ホークファミリーのパフォーマンス、チアチームのハニーズ、そして体操のお兄さんトッシーさん、みんな本当にカッコいいです。
トッシーさんの活躍はロボット応援団の時に皆さん初めて見られたのではないでしょうか。

平時のオープニングパフォーマンスでは、グラウンド内を所狭しと駆け回り、かつ合間に盛り上げる掛け声やMCを入れる、超人ぶりを発揮していますので、こちらにもご注目を。

↓福岡ソフトバンクホークス グルメ情報

最も「非日常を感じる球場」

明治神宮野球場です。

外苑前の246沿い、大都会を歩いていると球場が見えてくる。球場に入ると都会の喧騒は無く野球に没頭させてくれる。得点が入るとキラキラ輝く傘の花が咲く。遠巻きに見える新国立競技場と伊藤忠のビルを見て、ああ、都会の中にいるんだなと気づかせてくれる。

ちなみに私は「パパパパッパパー♪」と言われると「ゴー!ゴー!スワローズ!」と秒で口から出てきます。スワローズファンではないのに。でもパトリックさんは大好きです。

じんレモ、じんカラ、ソーセージ盛り…
神宮もグルメが魅力的だよなぁ。

↓明治神宮野球場 グルメ情報

最も「好きな球場」

ZOZOマリンスタジアム


私のことを知る方にとっては「結局ここかよ!」と思うかもしれませんが、本当に大好きなんです。
駅から遠い?という声もありますが、今は試合日には100円のシャトルバスもあるし、海浜幕張駅北口(改札出て右側)からは路線バスも出ているし、ダイチャリ(シェアサイクル)も使える、歩いても15分。
勝った時に歌うWe Love Marinesフルコーラスver.を歩きながら7回も練習できますよ。

球場外出のグルメも粒揃い。夏場は日によってアイス配布があったり、試合前から楽しめること間違いなし。
ファンの応援スタイルも他球団とは異なるオリジナリティがあり、初めてマリンに来られたほとんどの方はファンの応援に圧倒されます。

こうやってジェット風船や肩を組んで観戦や応援に熱中できる日が来ることを願うばかりです。

さらに、試合中もファンを楽しませよう、好きになってもらおうとするイベントや工夫がたくさん。何よりファンも働いている方もマリーンズが好きな方が多い。
球場全体から発せられる「好き」「楽しんでもらいたい」「おもてなし」の気持ちは、プロ野球イチとおもっています。

球場グルメも美味しいし、花火も見れるし、天気が良ければスカイツリーや東京タワー、さらには富士山も見られる球場です。

↓千葉ロッテマリーンズ グルメ情報

おわりに

他の球場と良い所もたくさん紹介したいのですが、今回はここまでとさせて頂きます。

この記事を最初に書いた2021年3月現在、まだまだ気軽にスポーツ観戦へ行こう、というマインドにはなりにくい、という空気感がありました。
しかし、9月末に緊急事態宣言が解除となり、少しずつ気をつけながらスタジアム・アリーナで観戦しよう、という流れになってきていると感じています。
制限のある中でもスタジアムで働く皆様は万全の感染対策をしたうえで、たくさんのお客様の来場を心よりお待ちしていることでしょう。

このnoteを読んで少しでも「野球場に行こうかな」と思って頂けたのであればとても嬉しいです。
今自分にできる感染対策したうえで、ぜひ野球場に行ってみてはいかがでしょうか。そこには非日常の空間があなたのことを待っています。


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