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私の生き様 第3章(就職~コーチングと出合うまで)

みなさん、こんにちは!
ゆっかです。
これまで2回に渡り生き様を書いてきました。

さらに、私の人生を変えた株式会社スリールのワーク&ライフインターンの体験記も三回にわたりお届けしました。

今日はそんな人生と、インターンを経た私のその後の人生の物語です。


希望部署への配属

大学を卒業し、晴れて公務員になった私の配属先は、公務員になるきっかけになった、社会教育の部署でした。

そう、希望部署への配属です。
希望が通りにくいと言われる公務員業界の中では、非常に恵まれた配属でした。
勿論、何もしなかったわけではなく、採用面接で社会教育行政への熱意はめちゃくちゃ伝えましたが、それでもそれを汲んでもらったのはとても幸運でした。

そして、仕事も、基本的にはシニアや子育て世代向けの講座の企画や学習団体の立ち上げ、家庭教育学級などの業務を担当。

やりたいと思っていた通りの仕事、思い描いていたとおりの仕事でめちゃくちゃ楽しく仕事に打ち込んでいました。

さらに、新規事業として、地域の課題解決のための場づくりの立ち上げから運営まで全て担当させてもらいました。
これも自分が思っていた以上に自分のやりたいと思っている世界を目指せる事業だったので、やりがいもあり、誰よりも熱意をもって取り組んでいて成果も出している自負もありました。

この事業をやりたくて、第一子の出産に際し、育休を取らずに産後8週で復帰をしたほどです。

キャリアへの不安

そんな風に楽しく働いていたのですが、社会人5年目。
第二子出産前後から、自分のキャリアに対する不安や焦りを感じ始めます。

スリールの『両立不安白書』や、『ゆとり世代はなぜ転職を繰り返すのか?』の内容に深く共感したのを思い出します。

この頃考えていたのは、仕事も子育ても頑張りたいし頑張っている。
そして、仕事でもある程度成果を出し、認められている。
一見仕事も子育てもちゃんと両立できている。
けれど、自分の人生として、もっと良い仕事をしようと思ったら自分自身の力不足を感じていて、もっと成長しないといけない。
そのためにどうしたらいいのか。

自分一人でどうにかしようとして、ずっとグルグルもやもや考えていた時期です。

このモヤモヤはつい最近まで感じていました。
認知科学的には「サイコロジカルゲーム」に陥っている状態です。

そして、この5年間で大体、やれることや思いつくことはすべてやってきました。
この産育休中の私のやってきたことについてはまた別記事で書きたいと思いますが、とにかく、成長しなきゃいけない、もっと成果を出さなきゃいけない、子育てももっと向き合わなきゃいけない、そんな風に考えて、自分の力不足に自己嫌悪に陥る、ということを繰り返していました。

場づくりをする中で気づいたこと

当時、情熱を傾けていた仕事の新規事業の場づくりでは、デザイン思考を使って地域課題を解決するための解決策を生み出し、事業化していくという事業だったのですが、その中で、その場を創っていくためのファシリテーションの研修や実践をする機会がありました。
場づくりをしているときにも感じていたのは、よい場を創るには、結局自分の在り方であるということ。
場のファシリテーションをする度に、自分の人間力不足を日々感じていました。

この自分に起こっているモヤモヤはきっと自分の在り方を高めて、発達課題を解決することで解決するんじゃないか、そう考えて、この頃の私のビジョンノートを見返すと、5年間で達成するテーマに掲げていたのは「人間力を磨く」でした。


結局他人軸だった

このモヤモヤに関して私は、資格を取ったり、コミュニティに参加したりして知識や経験を得ることでこの問題に立ち向かおうとしていました。

どこかにこの自分のモヤモヤを解決する答えがあるはずだと思って、何かよさそうなものを片っ端から試しました。

この頃、れんげ舎の場づくりクラスにも参加しました。
第2子を妊娠していましたが、泊まりがけの合宿などにも行きましたね。

心と体をつなぐこと。
場にいかに自分の心を表現できるか。
そんなこと向き合った期間でした。

でも結局、続かなかったり、今のままでも十分じゃんと思い込んで、仕事に戻るけれど、戻るとまたモヤモヤする・・・という繰り返し。

当時は、どうしたらここから抜け出せるのか、なんかこのやり方だと抜け出せない気がする・・・と気づき、初めて認識したこと。

それは結局他人軸だった、ということです。

自分では自分軸で自律的にキャリアを歩んでいると思っていたのに、その握りしめていた価値観が、結局他人軸じゃん!って第2子妊娠中に気がついて衝撃を受けました。

この他人軸だと気づいて、自分の在り方の問題だと改めて気づいて、だとするならどうしたらいいのか、そんな模索が始まります。

でも気づいたからと言って、どうしたらここから抜け出せるのか、全然分かりませんでした。

自己理解・コーチングとの出合い

そんな中、第3子妊娠中に、育休コミュニティMIRAISへ参加しました。

その活動の中で、ストレングスファインダーを使った自己理解にはまりました。

元々ストレングスファインダーは知っていて、社会人2年目くらいで受検はしていたのですが、活用できずそのままになっていました。
けれどこのコミュニティで活かし方を学び、ストレングスファインダーにはまった私は、Gallup認定ストレングスコーチを取得します。

そして、育休中の女性を対象にストレングスファインダーでの自己理解の読み込みのコーチングセッションやチームビルディングのセミナーをしました。

場づくりとコーチングって似ていて、コーチングの概念も知っていましたが、自分自身もコーチングをやり始め、そして、コーチングをしている友人のコーチングも受け始めます。

でも、結局自分の在り方の部分で、自信がなく、「もっと自分を高めなければコーチングを提供できない」と、育休が終わると同時に自分自身がコーチングをすることは一旦休止しました。

そして、私自身コーチングを受けていましたが、自己否定が強かった私は、結局カウンセリングを受けている状態でした。
私の状況的には必要なステップだったのだと思いますが、結局現実は変わらず、モヤモヤが続いていました。

総括

社会人前半を振り返ると、「在り方の模索

以下のような道を経てきたのかなと思います。

やりたい仕事でやる気満々

壁にぶつかり自信喪失

知識やスキルを身につけてできそうな気になる

しかし結局同じような壁にぶつかる

お手本のようなサイコロジカルゲームにはまっていました。

でも今思うのはいくら知識やスキルを身につけても、在り方が変わっていないと結果として同じような問題にぶつかり続けると言うことです。

このループからどうやって抜け出したかについてはまだ次回。

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