見出し画像

【スリール】ワーク&ライフインターン体験記~中編~

みなさん、こんにちは!

ゆっかです!
前回はインターンを始める前のモヤモヤについて書いたので、本日はインターンのことについて。


インターンに当たっての課題意識

前編にも書いたようなもやもやを抱えていたので、私の中で、インターンを通じて知りたかった課題意識は以下の4つ。

①対等なパートナーシップってなんだろう

②会社の中で女性って活躍できるんだろうか

③共働きで子どもはかわいそうじゃないのか

④そもそも家庭と仕事の両立ってどうしているんだろう

上記の問いは自分の中でずっとあったのですが、それまでの大学生活の中でこれらの不安が払しょくされるようなことはなく、家庭と仕事の両立はできないんじゃないかと諦めかけていました。
でも、それではやっぱり自分は納得できていなくて、もし、他の道があるなら知りたいというそんな思いでした。

いざ、インターン開始

前編を読んでくださった方には復習になりますが、ワーク・ライフ・インターンは、大学生2人1組になり、週1~2回、月6回、専属の共働き家庭に行って育児体験をする4か月間のプログラムで、その他、キャリア勉強会として月1でインターンの目標設定や振り返り、男性の育児参加等の講演会などに参加するという内容です。

私の専属のご家庭は、2歳と5歳の姉妹のご家庭でした。

インターンの基本内容は以下のような感じです。

18:00 保育園お迎え
18:30 帰宅、ごはん準備(作り置きを温める)、遊び、洗濯物取り入れ
19:00 夕飯、片付け、遊び
20:00 お風呂
20:30 掃除機かけ、布団敷き、パパママ帰宅まで遊び
21:00 パパママ帰宅

家族構成もインターンの内容も、私が将来自分が思い描いている家庭そのもので、これを実体験として経験できたことは非常に大きかったです。
このインターンを通じてかなり自分の中で共働きのイメージが湧きました。
ここからはインターンで得た学びについて書いていきます。

家事と子育て

やっぱり家事と並行して子どもと遊ぶとなると結構大変です。

また、大学生2人で分担しているからできますが、実際自分が家庭を持つとなるといわゆるワンオペですることも多くなるんだろうなと。

ペアの子とお預かりが終わったら、近くのファミレスでうまく家事をこなす方法や子どもとの関わりについての気づきや改善点等、いろいろと話し合っていました。

また、ヘルプという形で別のご家庭の様子も見に行くことができたので、それぞれの家庭のリアルな様子を見たり、パパママと話をする中で、両立をするための知恵も知ることができました。

例えばいわゆる共働きの3種の神器と言われる、「洗濯乾燥機、ルンバ、食洗器」など、テクノロジーで賄えるところは賄っている家庭が多かったです。

また、買い物も宅配サービスを利用していたり、土日に副菜だけでも作り置きのストックをしておくことで、平日の家事の手間を省いたり、工夫することで栄養バランスの取れた手作りのごはんを食べさせてあげれるようにしている家庭もありました。

このことから、自分も共働きであれば、パートナーと家庭の家事育児のシェアについて話をしたり、必要であれば便利な機械やアウトソーシングなどをうまく活用していく方法があるということを知ったのです。

子育てのシェア

また、子どもたちを保育園にお迎えに行くと、楽しそうに過ごしている様子が見られたり、保育園での様子を話してくれたり、またインターン中も楽しく過ごすことができたことで、保育園に預けて働くことやベビーシッター等のサービスを利用することへの罪悪感や偏見が少しなくなりました。

むしろ、子どもは子どもで社会性を身につけたり、親としても子育てのパートナーとして保育園があるというのはとても良いなと思いました。

パートナーシップ

さらにパートナシップについても、お互いの生き方をお互いに尊重しあい、それぞれの家庭のベストな形を見つけている様子がまぶしく感じました。

世間の常識とかそういうことではなくて、それぞれの人生の目指すこと、そしてそのために家族としてどういう形を作っていくのか、そんな話をちゃんとしているんだなと知ることができました。

家庭生活も家族の形も働き方も生き方も正解なんてないんだ、ということが分かりました。

キャリア勉強会

月に1回のキャリア勉強会は、インターンの目標設定や振り返り、企業での取り組みや男性の育児参加等の講演会を聞く機会です。

その中で、自分の生き方を会社の中でどう実現していけばいいのかということや、女性にとってまだまだ活躍しにくい社会を変えようと働きかけてくれる大人がたくさんいることを知りました。

この社会を変えたいと思っている人はたくさんいて、そして変えていくこともできるのかもしればない、と少しの希望が芽生えました。

そして、子どもを産むことに関して、早く子どもは欲しいけど、キャリアや周りの人はどう思うのか、ということを気にしていましたが、白河桃子さんのお話を聞いて、職場とのコミュニケーションや信用貯金を貯めること、そして、高齢出産に対するリスクなども知り、不安な部分は自分の立ち回り方次第でなんとかできるかもしれない、それならやはり早く子どもは欲しいと、自分の希望を諦めなくていいんだと思えることができました。

因みに大学卒業時にインターンの中で思い描いた私の5年後までのライフプランは以下の通りです。

そして今振り返るとほぼこの通りの人生を歩んでいます。

2014年4月 就職
2015年   結婚
一人目の出産までに仕事を一通り一人前に過ごせるようになる。
2016年   一人目出産
2017年   職場復帰   
2018年   二人目出産
2019年   職場復帰

このようにして、インターンを通じて、私の意識もかなり変わりました。
次回は後編として、インターンを経て、どのように意識が変わったのか、学びがあったのかについて書きたいと思います。

※インターン体験談後編はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?