見出し画像

コロナ禍に転職して気づいた…原則在宅勤務時代は「入社後の自己アピール」が必須?

在宅ワークが普通になると、ちょっと困るのが転職だ。入社しても、なかなか会社の人と顔を合わせられない。コロナ自粛の真っ只中だった5月中旬に転職した私は、自己紹介もちゃんとしないまま”ヌルリ”と入社してしまった。

コロナ前の転職なら、入社日には関係者とほとんど顔を合わせられたし、自己紹介の機会もあった。前の会社では、中途入社日の朝礼で自己紹介するのが通例だった。歓迎会も1か月以内には開かれていた。自分の存在を周りに知らせることもできたし、オフィス勤務や飲み会を通して同僚の人となりや職場の雰囲気、誰がどんな仕事をしながら新しい環境でスタートが切れていた。

ところが、コロナ禍の転職では歓迎会も自己紹介もなかった。入社日には総務の方と上司と顔合わせをして終了、当然社員の前での自己紹介はなかった。それからしばらく在宅ワーク。入社1週間後になってはじめて、部署メンバー全員に直接挨拶できたた。歓迎会をしていただいたのは、入社1か月経過したあたり、会社の会議室で開いてもらった。そして入社約2か月が経った7月、コロナ禍のバタバタで出来ていなかった私の自己紹介文がポータルサイトにアップされる。隣のデスクにいる人とも、入社2か月で初めて話した人もいるくらいだ。初めての転職なのでよく分からないけれど、コロナ禍の転職は、今まで以上に存在感なく”ヌルリ”とした入社になっているのではないか。

カルビーやドワンゴのように、原則在宅ワークとする会社も出てきている。入社しても、全然顔合わせができないケースも増えてくるだろう。転職先で少しでも仕事をやりやすくするためには、自分の存在を知らせる工夫をしておいた方がいい。

自分の存在感を示すなら、出社時と自己紹介のタイミングがチャンスになる。出社したタイミングでは周りに話しかける、年の近い同僚はランチに誘う。社内ポータルなどで自己紹介文を書けるなら、出来るだけ読む人の印象に残るようにする。私は少しでも存在感をアピールしたくて、自己紹介文に好きな本を10冊以上、好きな食べ物は5つ、座右の銘を2つも書いた。「欲張りすぎだ」と逆効果にならないといいけれど、、、

最近、社外との対面ミーティングが少しずつ再開しつつある。「自己紹介は勢いあったけど、あれはイキッてただけか」と言われないよう、気合入れて頑張っていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?