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やっと推しに会えた。推しに会いに行く私になった。

新年早々、信じられないような幸せが。

大ファンでnoteにも何度も書いている、川崎フロンターレの山村和也選手にお会いすることができたんです。


川崎市各区の商店街をフロンターレの選手が直接挨拶してまわる、年初の恒例行事。今回3年ぶりに実施されました。

訪れた先での活動やイベントの内容は商店街によって違うのですが、山村選手が担当したところではサイン色紙のお渡しと写真撮影会がありまして。

推し選手に近くでお目にかかり、サイン色紙をご本人からいただき、一緒に写真に収まらせていただく(他の選手も一緒だったので2ショットではないですが。フロンターレの選手みんな好きなので「残念ながら」ではないです!)という申し訳ないくらいの経験ができました。

うれしくてうれしくて。もう数日たつのですが、いまだに頭の中で今回のできごとが処理しきれていません。


帰り道、「やっと、やっと会えた」という思いが頭の中をずっと回っていました。

私がフロンターレにはまった過程には2つの大きな分岐点があります。1つ目は2019年10月。ルヴァンカップの決勝戦をテレビで見たことです。

あの記憶に新しいカタールW杯決勝でのアルゼンチンとフランスの激闘にも似た、最後の瞬間まで両者譲らない白熱した展開。地元クラブとしての愛着はあったけどろくに試合を観たことがなかった私の、フロンターレを見る目が一変した試合でした。そして、その中で決して小さくない貢献をした山村選手が気になり始めた試合でもありました。

2つ目の分岐点は2021年4月、初めてスタジアムで試合を観たこと。もういても立ってもいられないくらいに心が動き、それ以来行ける試合は現地で、それ以外はライブ配信で、毎試合応援しています。


2つの分岐点には1年半の間があるのですが、その期間私は何をしていたかというと。ひたすらインターネットでフロンターレの情報を追っていました。

試合のハイライトやニュース、練習レポート、公式SNS。そういったものを巡るのが日課になり、その中に山村選手を見つけるとちょっと幸せな気分になってみたり。

試合を観に行きたいとか、有料の配信サービスに申し込みたいとか、選手と交流できる場に行きたいとか、考えもしませんでした。自分の「好き」という気持ちに重きを置いていなかったというか。行きたいなら行けばいい、会いたいなら会いに行けばいい。今思えば当たり前のことなんですが、そういう概念というか、選択肢がなかったんです。

いやそもそも、自分がそこまでフロンターレを好きになってることすらわかってなかったかもしれません。毎日毎日あんなに検索して、どう考えても好きやん。


ルヴァンカップの衝撃から1年半たち、やっとがっつり試合を観るようになって。さらに2年近くたった今回、大好きな選手にやっと会えて。こんな楽しい世界があったのかって思います。ネットで外から眺めていただけのあの頃とは比べ物にならない、充実した世界。ほんと、もっと早く知りたかった。

実はこのイベントには、子どもの習い事の予定を変えるまでして時間を作り、参加しました。親としては決して褒められる行動ではないのでしょう。

ただ、そうまでして会いたい人に会いに行けたことが、自分の中でまたひとつ大きな自信になった気がします。予定変更を快諾してくれたわが子にも感謝。親だからって何もかもあきらめなきゃいけないわけではないんだ。

推しに会いに行った、やっと推しに会えたこの日。私の3つ目の分岐点になりそうです。



おまけ。推し選手に初めて会えた感想など

せっかくなので、当日のこととそのときの率直な気持ちを書き残しておきます。恥ずかしい、かつお見苦しいだろうという理由から読んでくださる方を限らせていただきたく、ここからは有料ゾーンとさせていただきます。
浮ついた言葉を並べているだけで大したことは一切書いていません。ここまで読んでいただけただけで十分ありがたいです。もちろん、興味を持ってくださる方がいらっしゃるなら大歓迎です!注意点としては、ふだん家族との会話などで使っている呼び方で選手のことを書いています。それだけご了承ください。

おまけの方が長くなった。笑。それではどうぞ。


駐車スペースに入ってくるその車を見たとき、最初はスタッフさんだけが乗っているのかと思った。

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