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締め切りは驚かせるためにある

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
「締め切り」に対する意識を観れば、仕事ができる「プロ」か、できない「アマチュア」かが、手に取るようにわかります。

プロは、「締め切り」をあらかじめ宣言し、きちんと守ります。アマチュアも「締め切り」を意識はしますが、守れない事態が生じたときには「ちょっとしたトラブルが生じまして」とか「体調がすぐれないもので」などと、もっともらしい「言い訳」をします。

こんな言い訳を聞いたら、「もう二度とこの人とはし仕事をしたくない」と思うもの。プロならば不測の事態を想定して、スケジューリングをします。忙しい中でもなんとか期待に応えようと、知恵を絞ります。もっともらしい言い訳をして、逃げようなんてはなから考えていないのです。

 「プロ」と「アマチュア」は締め切りの覚悟が違います。
プロだって人の子。体調がすぐれないことだってありますし、思う通りに仕事がはかどらないときもある。それでも「締め切り」を守るのは「プロのプライド」自己チューなプライドは全く要りませんが、こうした「プライド」は大いに持ちたいものです。

8年ほど前のことです。初めて仕事をする版元から、新刊の発売が決まり、執筆が始まりました。締め切りはタイトでしたが、新しいジャンルの執筆に私は心躍っていました。順調に進んでいたのですが、ある時「私用でメールのやりとりが、二週間ほどできない可能性があります。その間も拝見しますので、出来上がった原稿はどんどん送って下さい」いつもはメールで伝えてくる相手から「電話」を頂きました。

「私用って、海外旅行ですか?」
少し間があって「そうなんです、有休を消化しないとまずいので」
ごく自然に応えたので「二週間も……羨ましいなあ。お土産、楽しみにしています」「はい、お楽しみに!」明るく答えた彼でしたが……。
後に「急病で手術、入院」していたことがわかりました(明日に続く)

 「プロ」と「アマチュア」は締め切りの覚悟が違う~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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