声は人の印象を、左右する
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
聞き取りやすく、きれいな声が出ると、コミュニケーションにも自信がもてます。それは、決して難しいことではありません。ちょっとしたコツを知るだけで、声の質や響きは変えられます。
特に気を配りたいのが、「あいうえお」の5つの母音をきちんと発音すること。すると、たちまち美しい言葉に変身します。
では、ここで「あいうえお」を、練習してみましょう。先ずは「あくび」をしましょう。あくびをすると、喉や口が最大限に広がった「理想的な喉の形」になるからです。そのまま「あ」に、うつります。
1「あ」の口は指3本が入るくらい、できるかぎり縦にあける
そして喉を大きく開いて「あ」と発音します。これが発声の基本です。
2「い」は、「あ」の形を意識しながら、口を横に開く
3「う」は、「あ」の形から口を縦にしながら、唇を狭く寄せる
4「え」は、「あ」の形を基本にしながら舌の中央部から、先を浮かすようにする
5「お」は、「あ」の形からできる限り口の形を縦にして、頬と唇を前方に突き出すように発音する
最初は「会話をするのに、こんなに大きく口を動かして発音しないといけないのだろうか?」と、疑問を感じるかもしれません。あるいは「こんなことをしなくても、私の発言は明瞭だ」「心配ない」と思う方もいらっしゃるでしょう。かつての私もそうでしたから、あなたの気持ちは分かります。
しかし、あるとき聞き違いで誤解が生じてから、人一倍、私は発声に気を配るようになりました。それは私が発した「今秋、産業市があるのですが……」というフレーズでした。
しかし相手は「今週、三四一があるのですが……」と聞き取ったのですから、意味が通じるわけもありません。
沈黙が流れ、やがて「三四一って何ですか?」相手の返答を聞いて、自分の発声に問題があると知ったのです。
もちろん会話の流れから多少、発声が悪くても意味が通じる場合もありますが、自分の声に関心を持ち、理想とする発声を身につけようと意識することは、コミュニュケーションを良くすることにも繋がります。
ですから一日3分でもいいですから、練習することをおすすめします。すると口の動きが滑らかになり、声もはっきり。自信を持って会話ができます。
~「あいうえお」母音は明瞭な声の要~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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