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頭のいい質問をする3つのポイント

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
私が質問をする際、心がけているのが

1感情的な質問をしない
2「二者択一の質問」と「選択肢が多い質問」を使い分け
3聴かれて嬉しい質問をする
 の3つです。

感情的な質問をしない
あなたが、情熱を傾け時間も労力も費やしてきた仕事が、会社の方針で中止になったとしましょう。このような場合、誰しも悔しさや空しさで感情的になるものです。会社の方針で中止になったとはいえ、納得できず、上司に問いただす人もいるはずです。

あなた「部長、会社の方針で中止になるなんて、納得できません、なぜですか?」
これは文句であって、質問ではありません。部長は黙り込むか「会社の方針を理解できないなんて、生意気だ」と。感情的なあなたに、嫌気が差すかもしれません。

一方、あなた「スケジュールに、無理があったのでしょうか?」
部長「いいや、予算がオーバーして採算が合わない恐れがあるんだ」
これは、事態を把握した冷静な質問です。

「もしかしたら●●が、原因かもしれない」「●●を改善すれば、続けられるかもしれない」あなたなりの仮説を立てて、質問すれば前向きな話し合いができたり、解決策が導けたり、状況が好転する可能性もあります。

「二者択一の質問」と「選択肢が多い質問」を使い分ける
すぐに答えがもらえる質問が「二者択一の質問」
です。「次回の打ち合わせは、●日にしますか? それとも●日がよろしいでしょうか?」と質問すれば、どちらかを応えざるを得ません。
この質問は、相手がその問題について、あまり興味がなかったり深く考えていないような場合に、威力を発揮します。

一方、相手から多くの情報を引き出すことを目的にしている場合には、「選択肢が多い質問」をします。
あなた「次回の打ち合わせでは、何を準備したらよろしいでしょうか?」
相手「●●があると、進行がスムーズになりますが」
あなた「それは、△△に役立つということですね」
相手「△△だけでなく○○にも、活用できると思います」

多くの情報を引き出す基本は「何かがある?」という視点です。

相手の頭の中には、伝えたい何かがあるはずだという気持ちを持てば、より多くの情報を引き出すことが可能になります。

聴かれて嬉しい質問をする
「この人と一緒に仕事がしたい」「仲良くなりたい」と、あなたが思うのは、どんなきっかけからでしょうか?多くの場合、自分の得意なことに共感を示してもらえたり、見識の広さを認めてもらえるような質問を受ける。

自分が聴かれて嬉しい質問を得たことで、相手に好感を抱くと言えます。

相手「臼井さんは読書がお好きなのですよね、最近読んだ本の中でおすすめを教えていただけませんか?」ならば、喜んで話しだすと思います
相手「読書って、面倒臭いですよね、飽きませんか?」と質問を受けたならば、応えよういう気持ちも湧きません。

そこから会話が広がったり、盛り上がることはないでしょう。悪気はないのは分りますが、こうした質問は慎むべきできでしょう。あなたの「質問力」に、磨きをかけてくださいね。

~相手が聴かれて嬉しい質問をするのがカギ~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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