脚や腕も呼吸する?
生きていく上で呼吸って大事ですよね。
なんかいっぱいいっぱいになった時とかイライラした時とか焦ってる時って呼吸が浅くなってたりするものです。
感情は呼吸に影響されるし、呼吸は感情に影響されます。
だから本番前とかも落ち着く為に深呼吸って言いますよね。
それぐらい呼吸は大切です。
いつも気持ちを切り詰めた(張り詰めた?)生活をしている人はもはや深呼吸をすること自体難しくなってしまいます。(こう見えても私もそういう時期ありました。笑)
それは日常的な浅い呼吸によって身体がその動きを覚えてしまっているからです。
まずは肋骨周りが固まります。他の部分もどんどん固まります。もちろん動きも硬くなります。
何が言いたいかというと、バレエの優雅な動きをする為には深い呼吸が必要で、それは肺への酸素だけでなく、腕や脚にも必要なのです。
肺への酸素は行き渡っているけど脚に酸素が行ってない人とかもいます。
腕や脚に酸素入らないでしょって思いますでしょう。
騙されたと思って酸素入れようとしてみてください。動き方変わります。
ついでに背骨にも酸素入れましょう。
私の感覚で説明するとやっぱり関節と関節の間を伸ばす感じです。
腕なら肩関節と肘関節と手首と指の関節を伸ばします。
脚なら股関節と膝関節と足首と足指の関節を伸ばします。
背骨なら一本一本の間を伸ばす感じです。
アテールでもポアントでもジャンプの踏み込みや着地でも回りものでも全て同じ使い方です。
アンディオールでもそうです。
縮める使い方をした瞬間動きの質が下がります。
踊りが小さくなり、見た目が悪くなります。
でもそう使うのはとても難しくて一見遠回りに見えます。
でもそれを追求していくのも楽しいんじゃないかなと私は思います。
上手く踊れて綺麗に見えるなら絶対その方がいいですよね?
ちなみに伸ばしきってしまうとパツンパツンになっちゃうので伸ばし続けなくてはいけません。柔軟に伸ばします。
それと身体の柔軟性ともまた違う話で、体が柔らかくても筋肉の柔軟性がない人もいます。
筋肉を柔軟にすることが大切。
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