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NISA5年目の実績と投資ポートフォリオを公開します

こんにちは、Yukito Ohiraです。

2020年春、コロナショック到来、日経平均は23000円台から16000円台まで暴落。。。

しかしその後奇跡の復活を果たし、今は日経平均28000程度で推移しています。年内日経平均30000もあるか?といわれているような市況です。

どうやら、

・世界中で事業者に対して異次元の金融緩和を行ってマーケットに金があふれている。

・しかし、肝心の飲食店やレジャー施設などが営業時間短縮、消費としてお金を使うシーンが減った

結果として株や不動産に金が流れ込む

といったやや健全でない上がり方をしているという指摘もあるようで、今後も目が離せません。

さて、2020年もNISA枠を使い切ることができたので、本記事では運用成績とポートフォリオを公開していこうと思います。

2020年までの運用成績

いきなり運用成績から書いてしまいましょう。

スクリーンショット 2021-02-08 23.19.32

で全体の成績としては、

+13.08%, +750000円

でした。

23000 -> 16000の直撃を食らうというハプニングもありました。

が、結局ナンピンを入れまくって結果こんな感じになりました。

投資信託で期待できるリターンは?数ある投資手法のなかからなぜ投資信託を選ぶ?

投資には、株、FX、先物、不動産、投資信託など様々な手法があります。

不動産以外はだいたい試したので、感想を書いていきますね。

日経平均先物をやっていたときの話

いっとき日経平均先物をやっていたことがありますが、レバレッジがかかっているので相場を注視しなければならず、本業のシステム開発に支障をきたすので今はやっていません。

FXも同様。レバレッジかけないと100万円を種銭にして数百円程度の利益しか出ないので必然的にレバレッジを効かせてロットを増やすことになるが、これまた本業に集中できなくなる。

のでいつの間にかあまりやらなくなってしまいました。

株式投資について

スキャル・デイトレは上記と同じで本業がおろそかになりそうなので避けます。

となるとスイングトレード〜ポジショントレードあたりに落ち着いていて、今3銘柄くらいトライしています。

基本的に長期株は現金で買うが、短期の勝負をかけるときは信用取引を使います。

株式全体の運用成績は +33.03%

地合が強かったこと、株主優待目当てで買った小売り系の株がまさかの大爆発を起こして+97%などがこの結果の原因だと思います。

自分の実力というよりかは、これは完全に地合が良かった印象です。

で、なぜインデックス投資なのか

個人的な理由は3つあります。

・ほったらかし投資で安定リターンを得られる
・積極投資は株に資金を分けてそこでやるとリスク分散できて良い
・本業側の資金が必要になったら投信を売却することで現金を用意できる

まず1つ目。ドルコスト平均法でインデックスファンドを買い続けるだけでそこそこ安定リターンを得られることが期待できます。(銘柄選定を間違えなければの話。銘柄は後述)

2つ目。とはいっても自分自身にもトレードに対する興味があるので、トレード用の資金を分けて株はそっちで取引をしています。

3つ目。これはiDecoのような確定拠出年金にはできないことで、本業がピンチになったら(NISA枠ではなくなってしまうが)これを現金化してしまえば良い。

すぐ動かせる軍資金として動かせるというのは、iDecoにはないメリットです。

まぁぶっちゃけ、貯金感覚でやってますね。

そしてこうやってブログネタにも書けるわけですし。

運用手法はドルコスト平均法。毎月定額を買い増していく

手法は簡単。

毎月10万円ずつ積み立てる。相場が悪くても売らず、猛然と買い増す。これを毎月やると通常NISA枠を使い切ることができます。

ちなみに、積立額がある一定額を超えてくると、日経平均が200円上がった日には自分の稼ぎと合わせて2倍、逆に200円下がった日には自分の稼ぎが全部持ってかれるくらいの値動きが始まります。

いくら安全に寄せたポートフォリオを組んでいてもお金を入れるにつれて値動きは激しくなってくるので、これは諦めて、運用していることを忘れてしまいましょう。

基本的にレバレッジはかけていないので「朝起きたら突然多額の借金が...」ということもないですし、値動きに狼狽えて買ったり売ったりを繰り返してもただの短期トレードになってしまうので、8万くらい一気にすっ飛んだ日も「そんな日もある」とコーヒーでも飲みながら見守ったほうが良いですね。

参考:ドルコスト平均法

とにかく、短期の売買を繰り返すような投資スタイルもありますが、ほとんどの投資家はインデックスのリターンを長期的に上回ることができません。

この仕組みについて詳しく理解したければ「インデックス投資は勝者のゲーム」を読むことをおすすめします。

投資信託で買ってる銘柄4つを公開

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三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

定番、eMAXIS Slim S&P500。これを買うだけで米国上位500株に分散投資できる。

信託報酬は0.0968%とかなり安い。初心者はまずこれから買うのがおすすめ。2021年は残りのNISA枠をここに突っ込む予定。

ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド

日経平均に連動するインデックスファンドです。

信託報酬は0.275%とそれほど安くはない。

しかし、2020年後期の日経平均暴騰で現在一番リターンを出しているETF。

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

信託報酬0.1023%。

日本を除く先進国の株に投資するETF。とはいってもアメリカが7割強。

三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン

信託報酬0.55%、信託財産留保額0.05%と手数料面ではあまりおいしくない。

一応全世界株式の一つだが、ETF内部のポートフォリオは北米75%, 欧州21%とかなり英語圏に偏っている。新興国の株の保有比率は多くない。

参考:SMT グローバル株式インデックス・オープン目論見書

まとめ

・金融緩和と外出規制で行き場を失った金が金融商品に流れ込んでいる!?

・本業を阻害せずに副収入を得たいならインデックス投資信託がオススメ

・手数料の安い銘柄で、ポートフォリオは分散させてカントリーリスクを回避しよう


以上、NISA5年目の成績とETFのポートフォリオについて公開しました。

是非投資信託をはじめてみようかなと考えている人たちの参考になれば幸いです。

なお、資産運用に関しては以下の記事が体系的にまとまって非常に参考になります。


ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。サポートいただけると記事を書くモチベーションになりますので、よろしくおねがいします。