Shape of my mind
~自分を癒せるものは、案外、自分が作ったもの
ちょっと前、春のはじめの頃にスケッチブックに菜の花を描きました。
きれいな土手の菜の花を眺めていて、この花をスケッチブックいっぱいに描きたいなあと思い、帰り道すがらにスケッチブックを買ったのです。
そもそも小さな水彩画しか描いたことがありません。
大きなスケッチブック一面の水彩画は、とちゅうで飽きてしまい、結局は雑な作品になってしまいました。
でも、見返してみると、雑なわりには気に入っていて、スマホの壁紙にしました。
案外いいかも!
見るたびにけっこう癒されています。
自分が何かを作りたいなと思っているときって「自分の心が欲しているカタチに、近づこうとしている」感覚があります。
そのときの心がどんなカタチを欲しているかはわからないけど。
言語化されていなくて、映像化もされてなくて、色彩すらない、カタチのないもの。
そんな無意識を見つめていると、見えない無意識がだんだんカタチになっていく。 そんな感じがします。
ちょっとゾクゾクします。
ずっとなにかを作り続けていたいと思うけれど、なにを描いたらいいのかわからないし、どんなものを目指しているのかもわからない。
それでも文章を書いたり、絵を描いたりするのは。
自分が作ったものだけが、いちばん自分の心に近いところにいてくれて。
少なくとも、自分の心だけには、何もにも替えがたく、届いているという感覚があるからだと思います。
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