自分にとって有益な恋愛とは。同性愛とは。

女の子が野生のオオカミに恋する映画を見ました。
結果からいうと思っていたのと全然違ってんんん?という感じでした。
しかし、見に行く前にその出来事がきっかけで恋愛について考えました。
私はヒトの女の恋愛対象は必ずしもヒトの男であるとは思いません。
私は物や動物に恋愛感情を抱くことが当たり前にあります。今まで気にもとめませんでした。
そこで考えたのが、恋愛感情とはなにか?
結論から言うと、一般的なヒトの言う恋愛感情とは子孫を残す本能が関わっているものだと考えます。
マッチョ・イケメン・足が速い・モテるなどのヒトが好きなヒトは強い遺伝子を後世に残したいという本能、モテないヒトを好きなヒトは競争率の低い個体と効率的に遺伝子を残したいという本能、などなど。そのほかにも山ほどあるわけですが。
遺伝子を残したいという本能が働いて異性への欲に変わるわけです。
つまりオスがメスを求める、メスがオスを求めるのは本能という部分では当たり前だといえます。
ヒトの場合でも同じです。
ではなぜ同性愛や対物性愛が起こるのか?
一説には生まれつきではなく育った環境などが関係するとも言われていますが、そのへんは今は解明されていませんね。
私は、恋愛感情とは全部ひっくるめて「この者と一緒にいれば有益」と脳が判断した状態だと思います。
有益というのは、子孫を残すという本能の他に「幸福を感じたときに出る物質が脳からたくさん出る」とか、そういう単純なものも多く含まれていると思います。
子孫を残せる可能性4割・幸福物質4割の状態の恋愛と、子孫を残せる可能性0・幸福物質8割の恋愛と、なんら変わらないんだと思います。
つまり、メスがオスとくっつくのと、メスがメス・オスがオスとくっつくのは、本人の脳内で見ると差がないのではないかと思うのです。
私は恋愛のすべてのゴールが繁殖に繋がらないということがなぜ世間で理解されないのかがわかりません。
同性愛が理解できないヒトはたぶん2つの生命が一緒になったゴールは繁殖だと脳みそが思い込んでいるんだと思います。
私は犬と繁殖するわけじゃないのに犬に恋することがあります。
同性愛は他の動物でも多数確認されています。
必然的にオスとメスがくっつくのが当たり前、同性愛は異常だと思うのはたぶんヒトの何千年の歴史で「繁殖できない=遺伝子を残せない=無能」「繁殖できる=後世に残る遺伝子=有能」が刷り込まれているからだと思います。
私はLGBTの人をおかしいと思いません。疑問にも思いません。
だって脳内で繁殖よりその自分でいる幸せが勝っちゃうんですもん。
あくまで持論です。ここのところ考えていたので書いてみました。
ちなみにですが、私は知り合い程度の女の人から告白されたら怖いです。でもそれは男でも同じことでした。
あと結局のところ「本能=無意識に脳が判断していること」だと思います。そこに大きな違いはありません。

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