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地方移住で古民家を購入。事業を始めたときのお金のお話 イントロダクション

約2年前に古民家を購入し、約半年かけてリノベーション。現在は、夫婦で小さな古民家宿泊施設を経営しています。開業して約1年、事業としては、まだまだなんとか生きているという状況のなか、現在、はじめての確定申告の準備をしています。

調べながら気が付いたのは、古民家を購入するときの費用やリノベーション費用についての話はよくネット上に上がっているのですが、減価償却のことや日々の経理のことなど、継続していくためのお金の話はあまり見当たらないということです。

田舎に移住し、古民家で事業を始める人の多くは

田舎に移住して、古民家を買って(もしくは借りて)、改修して、事業を始めます。という人は全国にたくさんいると思います。

ただ、改修工事、野良仕事、農作業、日々の業務など、目の前の仕事に手一杯になって…一日が終わる。

それに加えて、ちょっとお金のことを整理しようと思ったら、複式簿記、減価償却、仕訳などなど、硬い言葉がたくさん出てきて、気が引けたり…クレジットカードの明細を調べたり、レシート集めたり…。

と、お金のことは後回しになる場合が多いと思います。

知っていることで節税になる

大変だからと後回しにすることはやや仕方ないにしても、考えないのはあまりにもったいないのです。

経理を勉強することで、節税になります。例えば、購入した建物が事業で活用しているのであれば、合理的に計算したうえで、一部を資産として計上できるので、経費として引くことができます。しかも、条件によっては、耐用年数もとても短いのです。もちろん賃貸でも家賃は経費にできます。(と、こういうことはのちのち詳しく書いていきます。)

通常サラリーマン生活をしていると、新築戸建て35年ローンなどで購入した場合、年末調整でほとんど控除してくれません。(購入したことがないので、あまり詳しく知りませんが…)
なのに、預金から月々のまとまった金額のローンが引かれていく。

そんな暮らしが何十年も続くのですが、田舎で古民家を買って自宅兼事業をする場合、条件によりけりですが、経費になるのです。

と、調べていくうちにいろいろあるということがわかりました。

自分自身の勉強とアウトプット

私自身、数字を整えたり、見たりするのが、好きなタイプであるということもあり、あまり苦ではないのですが、素人でゼロから始めているので、どうしても時間が掛かってしまします。

ネットで調べたり、ネットの無料相談サイトで聞いてみたり、税務署に確認に行ったり、経理事務をしながら学ぶことがたくさんあります。

日々の打ち込み作業や書類のまとめ方に加えて、このような大きなものの資産としての減価償却のことなど、経理の素人がゼロから勉強して、どのようにしているのかということを書いていきますね。

私自身が日々学んでいることを、アウトプットをしていくことで、自分自身の知識の定着ということも目的の一つとしつつ、私と同じように田舎で古民家(や中古物件)で事業を始めた人の参考になればと思います。


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