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「出来ない」と「出来る」の間にある、「出来るけどめっちゃ疲れる」

こんにちは~!!秋入りましたね~!過ごしやすくて散歩がはかどる〜!!

今月で診断が下りてから1年3ヶ月、手帳が交付されてからは9ヶ月になります。
自分の特性を受け入れた後もずっと残っていたモヤモヤがようやく消化できたので、今回はその記録です。

20歳で発達障害の告知を受けてからフンワリ自己理解に至るまでの半年間を振り返ったnote⇩

前の投稿でも書いた通り、ADHD(不注意優勢)についてはそこそこ自覚していたので驚きはありませんでした。(むしろやっぱりか〜という気持ち)

衝撃だったのは自閉症スペクトラム(ASD)の方で、今まで持っていた自閉症のイメージと自分が全く重ならなかったため正直かなり困惑しました。

というのも、私は物心ついた頃から人見知りせず、リーダー的ポジションについて人前で発言することや小さな接点から友達を作ることに抵抗がないタイプだったからです。
少なくとも診断されるまで、自閉症スペクトラムに多いと言われるコミュニケーション面の困難は感じていないつもりでした。

ただ思い返してみると、中学生くらいまでその場の空気に合わない言動してたんだろうな〜と思うような出来事がちょくちょくありました。(賑やかだった教室が私の発言で静まり返る等)

当時の私は「面白くなかったのかな^ ^まいっか^ ^」と鬼のポジティブ思考で受け流していたので特に問題にはなりませんでした。
ただ、どこかで(もう場を乱したくない・シラケた空気を作りたくない)とも感じていたのか、脳をフル回転させて相手の気持ちやその場の空気を読むようになりました。

きっかけは他にも色々あったと思うのですが、これがターニングポイントの1つだったと思います。

中学と高校ではそこそこ大所帯&そこそこハードな部活の副部長をやっていたので、コミュニケーションについては常に頭をウンウン悩ませていました。

部活自体はめちゃくちゃ好きでしたし、部員同士でしょっちゅうケンカしていたわけでもありません。

練習をスムーズに進めるため試行錯誤しているうちに、相手の性格に合わせた接し方や分かりやすく親しみやすい話し方を自然と身につけていった、という感じです。

そんな調子で受験期以外のほぼ3年間ずっと熱中していたので、高校を卒業する頃には無意識に脳みそ常時フル回転で立ち回るようになっていました。

大学入学後、クラスでもバイトでも脳ギュインギュインで振舞っていたのですが、半年くらい経ったころに諸事情でダウンしてしまい、色々立て直して今に至ります。

人と関わること自体は大好きだし、自分でも脳フル稼働状態をデフォルトだと勘違いしていたので自覚していなかったのですが、常時120%気を張って人と接している分消耗が激しいみたいです。

実際に高校~大学1年生までは家に帰って夕飯を食べた途端パッタリと動けなくなり、ベッドにたどり着く前に家のあちこちで寝落ちしていたので、家族から「生活力ゼロ」とからかわれるのが日常でした。

また、コミュニケーション用のMPを家の外で出し切っていたのか、家族(特に母)に対しては不愛想で会話の内容もまともに覚えておらず、しょっちゅう喧嘩していました。

慢性的な睡眠不足だったのに加えADHDの注意散漫もあったので、朝寝坊や昼間の居眠りも日常茶飯事でした。
電車を逃してor間違えて遅刻する、苦手な授業や部活で単調な動きをしている間すぐに寝始めるといったことが毎日のようにありました。

自他ともに怠惰やうっかりが原因だと思っていたため、同期からは呆れられ、先輩からはきつく注意されていました。
今思えばキャパを無視して自分の脳と体をこき使っていた反動だったのだと思います。

ここまでの内容をここ半年ふわふわと考えていて、最近こんな解釈にたどり着きました⇩

元々コミュニケーションは苦手だが、集中して相手の気持ちや場の雰囲気を読む癖がつき、苦手意識を感じずに本来のスキル以上の立ち振る舞いができるようになった。しかし、消耗が激しいためセーブが必要。

今でも人と関わることは大好きで、(再び)、主治医からも「人当たりの良さは大きな強みだよ」と言ってもらえています。

最近は週1、2日くらい遠出せず1人でゆっくりする日を意識的に作るようになり、精神的にも時間的にも余裕ができました。

昼間の居眠りや許されない状況での遅刻はほぼ無くなり、毎日ベッドで寝ることができています。
診断もらって良かった~と思えたことの一つです。

ちなみにASDには、コミュニケーションの苦手以外にも臨機応変が苦手・こだわりが強い・予想外の出来事に不安が高まりやすい、といった特性があり、それにはメチャクチャ当てはまっています!

今回はこのへんで!
夏休みもあと1週間くらいなので、もう1記事くらい更新します!うおー!

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