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知恵と美徳で「くらし」をつむぐアイデア


こないだ、ポテチを買いに、1番アパートの近くにあるTABAC(日本のコンビニ的なお店)に、行った。

すごくいい匂いがする。

お香が炊かれていた。


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フランスは香りの国だからなのか、お香文化がすごいある。知り合いの家に行くと、必ずと言っていいほど、どこの家にも細長いお香がある。
お香立てのバリエーションに関しても、とても豊富で、小さくて平らのものから、デコラティブな形のある大きいものまで、いろいろある。
でも、お香立てってどこに売ってるんだろう?いくらぐらいだろう…?と思って、しばらく色々見ていた。

スーパーとかでも300円ぐらいで売っていたり、雑貨屋さんで10ユーロ前後、1500円前後で売っていた。

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話を元に戻そう。
近所のTABACのお香の話し。

すごく好きな香りだったので、その匂いの元を辿るため、店内をグルグル。

そこで見つけたのは………!!!!


ドアノブにちょこんと、じゃがいもお香だて.



すごいアイデア。
こんなところにこんな、お香立てあった!

こちらにきてから、安くて可愛いお香たてをずっと探していたので、なんだか頬が緩む.

これめっちゃ安くて、かわいい。。。

あいにく、私はじゃがいもがそんなに好きでもないので、(ポテチを買いに行ったのに?笑)、家に食材としてはないのだけど、オレンジのさつまいもならあるから、いつか、やってみようと思っている…。

今日行ったら、またあって、
ちょこんと、ドアにじゃがいもが座ってて、いい匂いが漂っている。

日本のコンビニに、こういうのがあることは、全く想像できないから、
やっぱり、フランスの自由さとあったかさと、美的センスだなぁ、と思う。

仕事で疲れ果てた私が
TABACにポテチ買いに行って、
こうやって、ほっこりするシーンに出会える光景があるのもすごいし、そうやってほっこり感じる心の余裕がその日はあったんだなぁ、とか、考えてた。

なんかすてき。

平和×平和だった。

お香の先はピンクでさしたままにしてるから余計にハリセンボンみたいになっていて、かわいい。
ドアにちょこん.とのってるのは、じゃがいも。


わりとなんでも、あるものを使って、アイデアで生きているフランス人。
それは、物価が高いから節約のため、という理由もあると思うけど、エコのことやモノを大事にするという文化も染み付いているからという理由もあると思う.

知恵と美徳で、そうやって暮らしを楽しんでいること、とても尊敬する。

私も、そういうふうにして暮らしを大事に、自分を大事にできる人でありたいです。

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