見出し画像

【ポートフォリオ】ECサイトを作るメリット。実装後の運用について。

はじめに

現在、ECサイトを制作中です。作ったのは良いけど作るからには、作った後に待ち受けている問題を逆算して制作する方が、必要な機能のイメージが出来ると考えたので、まとめてみました。

ECサイトの制作費用

ECサイトは作成し完成したら終わりではありません。
完成した後には集客をしなければいけません。
コストをかけて集客を行わなければ、せっかく作ったECサイトにユーザーを集めることができません。
ECサイトの制作費用+集客するための広告費用が必要となります。

例:ECサイトで100万円をかけて制作完了。しかし作っただけでは人は集まりません。
その後広告をかけることが必要となり、毎月10万円の広告費用がさらに発生することもあります。

大手ショッピングモールとの違い(amazon,楽天)

■自社ECサイト:<ブランディング>
情報収集の目的のユーザーが多く、購入に至るまでの敷居が高い。
サイトを介してブランディングを行える。ブランディング効果が高い。
■ショッピングモール:<購入サイト>
購入を目的のユーザーが多いため、ニーズに合うと購入につながる。CV率が高い。
自社サービスと多くの似た商品があるためブランディングが難しくユーザーに認知されずらい。

自社ECサイトを作るメリット

まずショッピングモールを活用し自社サービスのファンを作ることが重要です。
ショッピングモールを活用することはデータは全てamazonや楽天のサーバ内で完結してしまいます。
それはamazonや楽天の財産であって、こちら側の財産ではありません。

そのため、一定のファンを獲得したのち、そのファンを自社サイトに引っ張ることでユーザーもサービスの1つ1つも全て御社の財産として残ります。

将来、御社のブランディングを視野に入れた場合いずれamazonや楽天だけでなく自社サイトを持たなければブランディングを確立することができません。
目指すべくは「楽天の○○という企業」ではなく「この商品の○○という企業」という認識にユーザーにブランディングしていく必要性があります。

ECサイト構築における論理的な考え方。


自社ECサイトを作り広告をかけて毎月の固定費を増やすのではなく、amazonや楽天を活用し自社でできることはまず行う。そして自社サービスのファンを作り、そのファンを自社ECサイトへ引っ張るスキームを確立。
このフローが最も適し、初期費用を抑えて行うことができ、成功する最短の道のりとなります。

1. まずは売り上げをあげる
ショッピングモール(amazon,yahoo,楽天など)にて自社サービスのファンを獲得

2. ブランディングを行う
ECサイトを制作←ファンをショッピングモールからこちらへ流す

3. 運営に力を注ぐ
ショッピングモール+自社ECサイト 両方の運営

まとめ

ブランディングを行うということは、ターゲット市場において「〇〇といえばあの商品」という意識を根付かせるということ。例でいうと、「ゆったりコーヒーを飲むならスターバックス」という意識が市場に浸透していれば、多額の広告費や販促費を投入して集客活動を行わなくても顧客を獲得することが可能です。
広告宣伝費や販促にかかるコストが削減できれば、その分を商品開発や顧客サービスの充実に投下することができます。また、ブランドが確立されれば、競合他社とのし烈な価格競争から離脱する事が出来ます。

チーム開発でECサイトを制作していた頃は、ただただ商品を販売するツールと思っていましたが、
「Amazonや楽天使えば良いじゃん!」って内心思っていたんですよね。ECサイト+何かの機能が備わればブランディングや差別化が出来るのではないかと今は思っています。

参考
https://web.ash-g.co.jp/column/theme/ec06.php

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?