メンタルがどうにも弱い

 私はメンタルが弱い。それもかなり弱い部類に属するほうだと思う。ちなみに身体も弱くてはげしく咳き込んだだけで肋骨にひびが入ったことがある。
 メンタルが強い弱いを分ける要素はいろいろとあると思うけどここではシビアな逆境に対する強さ弱さではなくて日常生活における様々な一見些細に見えることに対する強さ弱さについて書いてみたい。なんでこんなことを書きたくなったのかというと昨日もまた職場でしょーもないことでメンタルをやられたからである。
 最初に書いたけど私は弱い。自分にとって望ましくない状況になったらすぐに萎える。その場にいる人間の中で一番最初に萎えたり折れたりするのは大抵の場合私である。泣いたり(私は本当によく泣く)不貞腐れたり(露骨に顔に出る)自分の心のざわめきをすぐにひとに聞いてもらいたくてたまらなくなったりなど。noteにネガティブな気持ちを吐き出してしまうのも私の弱さなんだろうって思う。
 そんなよりどりみどりバラエティにとんだ弱さの中で自分でも一番嫌な弱さは対人関係のストレスに対する弱さである。自分でもちょっと度が過ぎてるんじゃないかなって思うぐらい弱い。
 例えば忙しかったりしてちょっと余裕が無くなっているひとから悪気なしに普段よりもきつめの言葉を使われたりすると丸一日落ち込んだり胸がざわついてどうしようもなくなったりする。横目でそのひとの顔色を伺うかのように視線で追いかけてしまったりする。普段は何小節か話してくれる人がひと言二言しか話してくれなかったりすると即座に嫌われたかもしれないスイッチが入る。
 それにこれが一番嫌かもしれないということは仲が良い女性が男女問わずに他の人と仲良くしているのを見るとこころがざわつくという性質である。恋人じゃあるまいし。うーんいまだにお前は女子高生かって突っ込みたくなる。もしかして君が一番だよっていう扱いを受けたいのだろうか。その人は私のものなのにっていう独占欲が異常に強いとかかな。性癖かもしれないし良く分からないんだよね。自分でも恥ずかしいし本気でこの辺りをなんとかしたいと思っているのだが全然改善されない。
 高校生になるまで殆ど友達がいなかったからこういう些細な摩擦に対する訓練が出来ていなくてそのせいでストレスに弱いのかなって思ったりもするけどこれが一番正鵠を得ているのではないかな。だから幼少期に対人関係のトレーニングを積むことって凄く大切なことだと思う。いまはいろんな生き方を許容しようとする世の中だからボッチも立派な個性だと捉えてくれるかもしれないけど世の中そんなに理解のある人達ばかりではない。そんな人達からは理解されなくてもいいと言い切ってしまうことができればいいけれど多分ほとんどの人はそうはいかない。だからそのままだともし大人になってから集団に帰属しなければならなくなったときに苦労するよって思う今日この頃なのであった。

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