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静寂を求め空や海や山を彷徨い瞑想する 次なる冒険を探求し どこへ行き何を思うのかその流…

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静寂を求め空や海や山を彷徨い瞑想する 次なる冒険を探求し どこへ行き何を思うのかその流れゆく時の記録

最近の記事

jump&climb 1日目

9月初旬のカリフォルニアの空の下Bishopに着いたのは午後8時近く。家を出発してから約25時間の1日がようやく終わろうとしている。 Bishop Village MotelでVonsのレトルトスープとサラダ&チキンの夕食をとる。 明日はクライミング。興奮と緊張が渦巻いている。 ここは標高約4,000ft(1,200m)。 結構寒い。疲れと気温のおかげで熟睡できた。 翌日Wilson’s Eastside Sports でPrAnaのTシャツ やパンツを購入し Owens

    • 大展望の霊山へ

      北信五岳(ほくしんごがく)の一座、飯縄山。 この周辺は子供の頃からスキーで親しんできた。 50年近く前からか。変わったものもあれば変わらないものもある。 変わらないものは少数であろう、何せ記憶が変わっているであろうから。 この山は何度となく登り返してきた。 こだわりがあるわけでは無い。ふと行きたくなる山なのだ。 ここ数年はいずれも雪景色のなかを歩いている。 以前、山中で出会った人は毎日の日課として登っているという。 地元の名峰は大概このような人がいる。 雪の少ない年である

      • 霧氷の赤城山は穏やかに迎えてくれた

        標高1,350mの駐車場に停めた狭い車内で準備を進める。 車の気温計はマイナス11℃ ここまでの道のりは広く整備された道路であるが、そのほとんどが凍結と積雪で白く覆われていた。標高を上げるその道は終始上り坂である。 比較的雪道には慣れているつもりであるが、地元の車には敵わないわけで、追いつかれたら道を譲る他ない。ただ譲るにしても停止するわけにはいかない。この斜度の坂で一旦止まってしまうと、冬用タイヤとはいえFFなので、滑ってしまい発進できなくなる可能性がある。 雪山に行く身な

        • 登るというメディテーション

          深夜に出発し6時前に登山口に到着する。冬の日帰りはだいたいこのパターンが多い。夏は2時間早くなる。 だから2〜3日前には準備を整え、前日は終業後ただ寝るだけ。可能な限り早く。 標高1,448m。気温はマイナス5℃無風。天気が良いのでここから気温は上がる一方だろう。 林を抜け牧場に出ると一気に視界がひらけた。日の出まもない太陽が、東の地平近くに浮かぶ雲の合間から、オレンジ色の光線を鋭角に射してくる。 ゴールデンアワーである。 オレンジ色の雪面に影が長く伸びる。 早朝は陽が登る

        jump&climb 1日目

          道東 山と流氷

          女満別空港からレンタカーを駆って、登山口であるハイランドパーク小清水725へ向かう。氷点下の雪道はグリップが良く快適なドライブが楽しめる。 5台ほど入るであろう駐車場は既に満車で、若干広くなっている路上に割り込ませてもらう。ここだけで車15台ほどを数えたが、来る途中にも4~5台停まっていたから、平日にしては賑わっているのだろうか。既に10時を過ぎているので然もありなんか。 冬支度は時間が余計に掛かるので出発したのは11時近くだった。 歩き始めはまず標高差200mほどを1km

          道東 山と流氷