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日本の文化、形を変えて。

子供の頃、この季節になると当たり前に鯉のぼりが空を泳いでいた。
車で出かけるたびに、後部座席の左に座る姉と右に座る私でどちらの窓から見える鯉のぼりの数が多いかを数える競争をしていた。

単純に鯉のぼりの数を数えるだけの競争。笑
勝敗はいつも曖昧。笑笑
でも車に乗っている間の時間潰しにはなかなかよかった。
ちなみに、自動販売機数えもよくしたものだ。

今ではなかなか鯉のぼりを見る機会が減った。
家と家の距離が近くなっていたり、鯉のぼりを揚げられるお庭がなかったり。
保管に困ったり?片付ける時の手間がかかるととか?そんな理由だと思うのだけれど。
少し寂しい。

なぜ、イラストレーターの私が瓦に絵を描いているのかというと、それは本当にたまたま。
知人を通じてのほんと。たまたま。

日本最北端にある丸三安田瓦工業様とお話をさせてもらう機会があって、瓦に色鮮やかなこのチョークアートってやつで絵を描いたらどうなる?みたいな感じで描いてみたのが始まり。

瓦屋根も日本の風景の一部。
やねよ〜り〜た〜か〜い〜こいの〜ぼ〜り〜🎶その2つが合致して、鯉のぼりのデザイン。
また、コンパクト化とも合致。

空に泳ぐ鯉のぼりも残して行きたい文化だが、それが減った分、家の中で鯉のぼりの瓦を飾って頂く楽しみ方もまた文化を残すという意味では良いのではないだろうか。

季節に合った飾り物。
お雛様もこいのぼりも、形は変われど、子供の健やかな成長を祈って。

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