言語を浴びる

 こんにちは、雪乃です。今日はずっと浴びるようにYouTubeで海外ミュージカルの動画を見ていました。海外のプロダクションですと、以前に名前を上げたspotlight musicalsのように、1曲フルで舞台映像を上げてくださっているところがあるので、あまり舞台に行けない今のような期間はありがたい限りです。

 韓国語やスペイン語、ドイツ語とフランス語と色々な言語の動画を見ているうちに脳が混乱し、「私は今何語を聞いているんだ?」となっていました。最終的にワタナベタウン語という人工言語の動画を見返したりしていたのですが、ワタナベタウン音頭というワタナベタウン語の歌が頭から離れません。

 手当たり次第に動画を再生しているのですが、ほぼ意味は解ってないんです。ドイツ語が大学1年生の時に第2外国語としてやったくらいなのですが、それすら最近は手を付けていないのでほぼ覚えてません。歌詞を見れば意味は取れないまでもギリ歌えるかな?程度。それでも、根本的に「聞く」ことが大好きなので、意味が分からなくても聞いています。
 子どもの頃は、テレビから聞こえてきた英語の歌を自分なりに聞こえた通りに歌っていたらしいです。よく覚えてませんが。今になって当時歌っていた様子を親に聞くと「何をどう聞いたらそう歌えるんだ」レベルで何も合っていないのですが、やっぱり当時から音をよく気にしていたのかなあと思っています。

 ……とかなんとか語っている割に、日本語学の成績がヤバくて、その時点で言語学とかは諦めましたね。まだ外国語は無事であってくれ。

 Amazonで注文した「Xcalibur」(以下エクスカリバー)という韓国語のミュージカルのCDが届いたので、今その曲を聞きながらこれを書いています。タイトルの「エクスカリバー」からも分かる通り、アーサー王のミュージカルです。作曲はフランク・ワイルドホーン。韓国語はまったくわかりませんが、作曲者が好きなのでノリで買いました。
 もともと「ARTUS EXCALIBUR」(以下アーサー王)というドイツ語のミュージカルのCDを持っていて、こちらも作曲がフランク・ワイルドホーン。この「アーサー王」の韓国版が「エクスカリバー」なのかなと思いつつYouTubeで動画を探したら同じ曲が歌われていました。ドイツ語版のCDはハイライト版しか出ておらず、全曲聞くことは諦めていたので、見つけたときはテンションが上がりましたね。
 「My Flesh, My Blood, My skin, My Bones」(歌詞カードの英訳タイトル)というエクスカリバーの曲が、アーサー王の「SCHWERT UND STEIN」(剣と石)に当るようです。
 エクスカリバーの方のパッケージにワールドプレミアって書いてあるのが謎ですが、作詞家と脚本家もよく見たら同じ人なので、たぶん普通にドイツ語圏ミュージカルの韓国版ですね。早く日本でもやってほしい。

 ボーナストラック含めて3枚組のCDなのですが、歌詞カードが舞台写真の写真集も兼ねているので、まさかの120ページあります。分厚すぎて、箱から出したとき笑っちゃいました。

 今1幕の10曲目まで聞いたんですけど、本当に何も歌詞がわからなくてウケますね。早く韓国語始めないと。当分はCDを増やしたりとかはせず、このエクスカリバーの歌詞カードをちゃんと読めることを目標にしたいと思います。英語もドイツ語も、ミュージカルの力でモチベーションを維持していたので、韓国語も頑張りたい。ほんとハングル読めないと検索が全くできないんですよね……。ミューヲタ生活に支障が出る……。

 ドイツ語版聞いたときも思いましたが、改めてワイルドホーン最高。何年か前のブロードウェイミュージカルライブで「ひとかけらの勇気」と「それ以上の…」を聞いたときからずっと虜です。エクスカリバーは題材がアーサー王なだけにケルト音楽風なところもあり、装丁が綺麗な古い本を1ページずつめくっていくように音楽が流れていくところが大好きです。次はモンテ・クリスト伯の英語版のコンセプトアルバムを買おうかな。探したら配信で売ってたので。

 今2枚目のCDまで来ましたが、長らくラストナンバーだと思っていた曲が2幕の1曲目だということが発覚しました。マジかよ。ハイライトしか手元になかったがゆえに4年ほどフィナーレの曲だと信じたまま聞いていたので、今違和感がすごい。

 それでは、今日はこのあたりで切り上げようと思います。本日もお付き合いいただきありがとうございました。