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定期的に串カツを欲する

自宅で揚げ物をやらないせいか、外食するととんかつ定食、からあげ定食、天丼など揚げ物ばかり注文してしまう。

焼き魚定食を食べる友人は、家で魚を食べないから外に出たときくらいは魚を食べるという。

そして、定期的に無性に食べたくなるのが串カツだ。

関西にきて「串カツ」がなんたるかを知った。

東の感覚だと、串カツというとその名の通り豚に串がささっていてあげているものを想像する。

小さく切った肉・野菜などを串にさし、衣をつけて揚げたもの。関東では豚肉とネギや玉ねぎをさしたものを限定していうことが多い

国語辞典

ということで、確かに東京の居酒屋で食べたものは玉ねぎと豚肉が交互にささっていた気がする。

そんな認識だったため関西にきて

「串カツいく?」

といわれた時は、串カツだけ食べるのか?と思ったのだ。

とはいえ、他にもなにかあるだろうとついていくと店名が「串カツ」

店の前にあるメニューには
豚、牛、鶏、キス、タコ、玉ねぎ、れんこん、しいたけ、紅ショウガなんてもんもある。スイーツは雪見だいふくときた。

とにかくなんでもござれ。

テーブルにつくと野菜や肉の名前が書いた紙が置いてあり、みんな手慣れた手つきで、豚何本?は~いあたしも。じゃ、3本ね。あたし玉ねぎ!あ、あたしも!

なんて注文をまとめ、店員さんに渡す。

串カツがくるまでは生キャベツをかじりながら飲むのが定番。

銀のトレイにどど~んと乗せられてきたのは、もちろん全部串カツ。

串に刺したものならなんでも串カツなのだ。

二度づけごめんのソースはお店によって違い、あっさり、こってり、濃厚などなどいろいろある。高級店になると、串カツに合うソースをその都度もってきてくれるところもある。

カウンターの高級店にいくと、目の前で揚げてくれて、おいしい食べ方までレクチャーしてくれる。串カツあなどるなかれ。

そんなこんなで串カツにはまり、定期的に食べたくなる。最近じゃ、一人でふらっと入って、数本頼んでビール1杯ひっかけるなんておっちゃん技もできるようになった。

今日はご飯作りたくないな~、ふらっと串カツいってくるかな。

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