マガジンのカバー画像

女性であること

22
女ってこんな生き物
運営しているクリエイター

記事一覧

のぞき穴の先にいた人

一人寝が寂しいから旦那さんと一緒に寝ている 地震や雷時に一人で寝るのが怖い という友人がいる。 わたしはというと、電気がついてようが、人がべちゃくちゃしゃべっていようが、雨風さえしのげたら寂しいも何も眠いから寝る。 できれば一人のほうがゆっくり寝られるから誰かと一緒に寝るなんて論外。 若いころ、腕枕に憧れたがちっとも気持ちがよくないのですぐ外した経験あり。 ということで、ビジネスホテルの狭い部屋で一人で寝るのもおちゃのこさいさい。ましては飲んで食べた日はシャワーをあび

美肌か美唇か

うっす~い唇だからか、アンジェリーナジョリーみたいなぷっくり唇に憧れる。そのぷっくりぷるんぷるんの唇にたっぷりの真っ赤な口紅を塗った時のセクシーさといったら! 真っ赤な口紅に憧れて、若かりし頃は背伸びして真っ赤っかをつけていたものの毎回友人たちに 「人食べたみたい。猫娘?妖怪?似合わね~」 といわれ、玉砕していた。 憧れてるのは勝手だが自分らしいかどうかといえばまた別なのだ。 真っ赤な口紅がセクシーだなと思うのは、椎名林檎とか菊地凛子。ぷるんぷるん唇じゃないものの、

夢の中でもGACKT

特に好きでもなかったのに夢の中で恋人同士になって、いろんなところに出かけたり、特別扱いされたり、イチャイチャしたり・・・ってどんなこと考えながら寝ているんだよと起きたときは思うのだが、夢の中でも恋人は恋人。 やはりね、肌を触れ合ったりすると好きになっちゃうんでしょうね。女って生き物は。 ということで、リアルではさほど気にもしてなかったのに夢から覚めてちょっと恋してしまった芸能人がいる。といっても、せいぜい2~3日くらいで完全に夢から覚めるのでその後もファンかといえばそうで

平安時代の和歌が令和版ラブレターに

今日は「光る君へ」だ!と喜んでいたら、土曜日ということに気づく。久しぶりに3連休なんてやると調子が狂うのである。 「光る君へ、面白いよね~、クドカンの不適切とこのドラマだけはかかさず見ている!」 と友人たちにいうと、みな反応がいまいち。 ・そもそも民放見なくなった ・大河ドラマ見たことがない ・藤原が多すぎて混乱してやめた ・和歌を詠まれても意味がわからん といわれ、現状、1人の友人としか大河ドラマの楽しさを共有できない。 なんともったいない。大河ドラマ好きの父親も戦

わたし、実は70歳なんです

どうも今日はだるいな~とコーンスープ飲みながら、新聞を読んでいると、美容液成分配合のクリームの広告が大盤振る舞いで1ページカラーでどどんと出てきた。 どうみても40歳くらいしか見えない女性がにっこり笑って 「わたし、実は70歳なんです」 と吹き出しがついている。 信じられない。間違いなくフォトショで加工している。としか思えないほどのしわのなさ。 なんとなくつけていたテレビのCMでも 「わたし、こう見えて70歳!」 なんなんだ、今の70歳は。みんなアラフォー、アラフィフ

使いやすい価格帯っていくらなの?

いつも行っている美容院にいくと必ずテーブルに美容雑誌を置いてくれる。 一番最初にいったときに美容雑誌を読んだから、カルテか何かに書かれたのだろう。実は美容雑誌は興味がない。 この表紙のように肌キレイと言われたいかといわれたらいわれたいが、いい文章だね!のほうが言われたい。 肌は自分が納得するレベルであればそれでいい。 じゃあなんで美容雑誌を読むかといえば、自分じゃ絶対に買わないジャンルだけれども、一応、予備知識として持っておいてもいいかもしれないと思っているからだ。本

美はその時限りだが心は永遠に残る

本日のNHK連続テレビ小説の「らんまん」。 見ごたえあった。見た目にも美しい御膳、花器にもこだわった美しい菊、そしてお座敷遊び。 中でも見どころは菊の品評会。特に、芸妓のお菊さんは自分の名前ということもあり気合が入った豪華絢爛な菊を出品していた。 ここに万太郎の菊は並んでないだろうなと踏んでいたらやはり最後に登場。 しかも、ずらずら~りと並んだ美しい菊とは真逆のコスモスのような小さい花。 これみよがしに鉢も素朴すぎるほどのもの。 「なんだ、これは下げろ~」 と怒号が飛

ピラティス苦手女がリフォーマーピラティスのゴム技にハマる

完全リモートワークになり約2年。 ずっと自宅にこもっていると、100歩も歩かないときがあり、通勤がちょっとした運動になっていたことを思い知らされた。 同じ体制でPCと格闘していると、運動したいしたくない関わらず、とにかく体を動かしたくなる。最初のうちは近所をぶらぶらしてみたりと気分転換を図っていたものの、一人で歩いていると同じ景色に飽きてくる。 そうなってくると、家から出るのもおっくうになる、真夏や真冬になるとさらに動きが鈍くなり、体中がっちんごっちん。 緊急事態宣言下で

無知って残酷

私はライターであってカメラマンではない。 しかし、最近は媒体によっては取材も撮影も一人で!と言われることがある。正直、インタビュー取材のときは取材に集中したいのに、撮影のことも考えてしまうし、インタビュー風の撮影のときは、トーク感を演出するため カメラを持ちつつ、ざっくばらんな質問を投げかけるも、 「私のほうには向かずに(カメラに目を向けず)今座っている方向でしゃべってください」 なんてわけわからんこというから、噴き出してしまう人もいる。 経費削減もいい加減にしてほしい

「おいしい ありがとう」で料理上手な主婦が誕生した

今まで生きてきてこんなに家の中にいるのは赤ちゃんの時以来だ。仕事柄、毎日誰かしらに会い、打合せやインタビュー後、お茶をしてたわいない話をしたりと人との接点があった。 それがコロナのせいで、今まで身近にいた人たちが画面越しでしか会えなくなり、みんな芸能人になってしまった(←手が届かない) 世界一周一人旅も平気でしてたくらい、一人は嫌いじゃない。 なんだったらほっといてほしいから一人のほうがいいと思っていた。 が、いざ一人になると、人は一人じゃ生きていけないという言葉が身に

何気ない一言を覚えててくれたとき

日帰り新幹線出張の朝は早い。駅に到着するころにちょうどおなかがすく。出張時は、朝から豪華に駅弁が定番。お気に入りの弁当やに立ち寄ると、隣のお土産屋に、一度は食べてみたい!と思っていた下鴨茶寮のちりめんナッツ発見! なぜ、駅の片隅に!と、ちょうど棚に補充している店員を捕まえて聞くと 「週2回だけ特別販売しているんですよ」 とのこと。なんと!そんなサービスが! しかし、今から仕事。日帰り出張だから帰りに購入すればいいか!とその時買わなかったのを後悔した。 夕方、ちりめん

感情のコントロールができない女の取扱説明書

コロナ禍の中で変わったことといえば、テレワークを堂々とできるようになったこと。テレワークは通勤の煩わしさもなく、お昼休みはソファーで昼寝も気兼ねすることなくできて最高!なんて言ってたのは、最初の2~3か月くらいで、最近はフル出勤とはいかないまでも、週1くらいは会社に行きたいと思うようになった。 なぜならば、在宅で一人で黙々と働いているとストレス発散の場がないから。 ストレスの元凶は、11月上旬からスタートしたプロジェクトに参加しているタエコ(仮称)。まさに、あ~いえば上祐

嫁姑は外人と思え

レストランやカフェなどの休業要請が徐々に解除され、おしゃべり好きな女子たちを街でわんさかみかけるようになってきた。 とはいっても 「おしゃべりは控えめにグルメを楽しむ」 「握手やハグより会釈であいさつ」 「間隔をあけゆっくり座る」 を推奨されているものの、今までおしゃべりしたくてうずうずしていた女子たちは 「グルメそっちのけでおしゃべりを楽しむ」 「やだ~久しぶり~と肩をパンパン叩いてスキンシップ」 「ここだけの話だけどね~と顔を近づけてひそひそ話」 といった光景も

味噌汁がこの世で一番おいしく感じたとき

外に行けない、おいしいもの食べに行けない、自分の手料理に飽きた・・・ 「あ~食べたいものないな~」 と言いつつ、ヨーグルトを食べながらゴロゴロしてテレビを見ていた。 すると、アフリカで食糧配給のクッキーに群がる人々が画面いっぱいに。 なんて、恵まれているんだろう私。 食べたいものないな~と言いつつ、冷蔵庫を開ければ買い置きしたものが わんさかあるし、缶詰やドライフードのストックも十分。食べたいものないとかほざいている割には、三食しっかり食べていた。 食べたいものがない