夏休みの終わりに思うこと
我が家の次女と三女は、おままごと遊びが大好きです。
ぬいぐるみをたくさん並べて、
夫のワイシャツを白衣にして「びょういんごっこ」が始まります。
「これから手術をします!」とブラックペアンの天城先生になりきって緊急オペが始まったり、
「あかちゃんうまれるよーーー!」とコウノドリの鴻鳥サクラ先生になりきって、元気な声で分娩がスタートしたり、
「虫歯ですね」と歯医者さんごっこをしたり…。
家にあるものを使って、あっという間に現場は変わり、2人はそれぞれの役になりきって、本格的なセリフまで飛び出します。
今日はなんと「行列のできるマッサージ屋さん」
おばあちゃまの影響でしょうか。
「お客さまが気持ちよくなって、寝てしまいました。」と言って、
お布団をかけてトントンしてあげているのですが、
その布団の下には
大行列!
娘に「外でお客さまが沢山待ってますが、大丈夫ですか?」と聞くと、
「だいじょうぶ。起きたら次のお客さまに入ってもらいますから」と、まるで本当の店主のような返事。
予約時間なんて、ないようなものです。
2人で仲良く遊んでいる姿にほっこりして、私はその間、自分の仕事をしようと部屋を離れました。
しばらくして、やたらと2人の声が近くに聞こえるなあと思って振り向くと、
なんと出張マッサージ屋さんに!
ペンギン兄弟のぬいぐるみが、私のデスクのすぐそばで熱い目線を送っています。
いつの間にこんなにたくさん持ってきたのかな。
いつも自宅で仕事をしていると、子どもたちはそばに来て
「ここで勉強してもいい?」
「静かにしてるから、ここにいてもいい?」と聞いてきます。
大丈夫な時はそばにいてもらって、
大事な仕事の時は「終わってからね」と伝えるのですが、それでも娘たちがそばにいると何だか嬉しいものです。
私もそうだったなと思い出しました。
父がグラフィックデザインの仕事をしていたので、子どもの頃、よく父の仕事部屋に行っては、そばにいるのが好きだったことを。
話しかけられると手が止まるし、思考も止まってしまうのが正直なところですが、父は何も言わずに私をそばにいさせてくれたなぁ。
今、娘たちの目に私はどんなふうに映っているのかな、と考えさせられる時間でした。
長女には「ママの顔は般若だね」と言われます。
とほほ…
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