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PRETEN開発背景:転職前に副業インターンしてみませんか?

こんにちは!
いきなりですが、中途採用のお悩みあるある

企業「中途採用者がなぜすぐ辞めてしまうのか」
転職者「入社してみたらこんなはずじゃなかった…!」

そんなお悩みを解決するために、転職前の副業インターンの仕組みを始めました。「転職とインターン」どういうこと?と思いますよね。


『PRETEN(プレテン)』始動


転職希望者が、転職する前に企業に入って一定期間を働いてみることで、企業と個人の不安を払拭して転職後のミスマッチをなくすことができるサービスです。

 中小企業の採用・転職の難しさ

新事業『PRETEN(プレテン)』は採用のアウトソーシングサービス『KUROKO(クロコ)』から生まれた発想です。KUROKOでは、外部採用プロフェッショナルとして企業に入り込みます。そこではたった一人の入社で企業がガラッと変化し、フェーズが前に進むのを何度も目にしてきました。特にベンチャー成長企業において、人ひとりの影響の大きさは計り知れません。

一方で、難しいのがスキルや書類だけでは、人を選考・判断できないことです。従業員数が30人、50人、100人くらいは会社の色とか社長の色がけっこう強かったりします。例えスキルがあってとても優秀な人を採用することができたとしても、会社のバリューや文化、社風に合わないと、その人の価値がまったく発揮できずにすぐ辞めちゃったりします。スキルは低いけど(言い方は雑ですが)、社風やバリューが合う人も選ばれません。スキルや能力が合っていることと、会社とフィットすること、この両方がそろってないと採用は成功しないのです。ここさらっと書きましたけど、本当に難しい部分なんです。

- とにかく現状調査に時間をかける。お客さまが増えてきて嬉しいけど困ってきた

僕たちは現場の人にこれでもか!っていうほどヒアリングしたり、取材したり、時間を使って、手足を使って、プロセスを経て、まるでその会社の社員のように見て聞いて動いて現状調査を行います。
これをKUROKO採用支援の一環としてこれまで通り行うままでもよかったんですが、お客さまが増えていくにつれて、プロセスにとても時間と手間がかかるものですから、品質が下がるかもしれないな、困ったな、それはなんだか悔しいな、と感じ始めていました。

- 企業からのありがとうは「こんな人が欲しかった!」。これって、人材紹介モデルにした方がより多くのお客さまに価値提供できるのではないか?でも・・・

KUROKOというのは、社外の採用プロフェッショナルを雇う月額固定費のビジネスモデルです。成長企業をご支援することが多く、そこでは単に採用決定を出すだけでなく、プロセスもとても大切になってきます。採用を成功し続けていても、そこに至るまでのプロセスがその企業さんっぽくなかったら、いい成果が出ていても企業さんの期待値を100パーセント満たしてない、みたいなことも起きたりします。

僕たちは成長企業のパートナーとして重要ポジションを担う。その反面、事業成長を考えたときに、組織作りがとても難しいビジネスモデルになっていました。当社の根幹は、目の前の一社一社の目標実現を人の部分で支えるというビジョンに加えて、プラットフォームになるというビジョンも掲げています。つまり、一つでも多くの企業・個人にサービスを届けたいという想いがあります。お客さまが増えていくにつれて、プロセスに工数がかかりすぎる現状に課題を感じていました。

どうやったらKUROKOの強み・良さを残しつつ、自社の組織課題を解決できるだろう。もっと多くのお客さまにサービス提供できるだろう。お客さまがKUROKOに最も価値を感じているのはなんだろう。

- もやもやから自分の基準を取り戻した

「こんな人が欲しかった!を実現する」を最も広く価値提供できるのは人材紹介をやることではないか?KUROKOの事業開始から2年間ずーっと考えていました。一方で、人材紹介には手を出したくないなっていう自分がいたんです。リソースの限られたベンチャー規模の僕たちが人材紹介をして、本当にいい出会いをつくれるのか。という葛藤がありました。
もやもやのなか自分の基準ってなんだっけ…と考えて、考え続けてそうだ結局、企業さんのひと言「こんな人が欲しかった!」が原点ではなかったのか。突然、思い出したんです。

KUROKO事業の葛藤を通じて、新しく『PRETEN(プレテン)』の仕組みの着想を得ることができました。大分類では人材紹介ですが、仕組みとしては他のサービスを参考にしています。

『PRETEN』とは?

- PRETENの仕組みざっくり説明

簡単にいうと、転職を決める前の体験就業の紹介です。入社希望者に企業さんの中に入っていただきます。
僕らはスカウトもめちゃくちゃ得意で必要な人を採ることができます。PRETENでは、スカウトした人が本当にスキル的にも、カルチャーとか性格的にも合っているのか、転職前にいったん副業インターンとして対象企業で働いていただきます。

企業側のメリットは、経歴・スキルだけじゃなく、企業の熱量とかバリューみたいなものの一致もすごく必要です。インターンで働いていただく期間で、お互いにそこの見極めにもなります。

転職希望者のメリットは、面接では見えてこない社風や職場待遇の不安を取り除くことができます。「社長や事業が魅力的だから入りたいけど、働く仲間がどんな人たちなのか不安」といった環境系の不安が原因で一歩踏み出せない場合はけっこう多いんです。1ヶ月間とか3ヶ月間の業務委託・副業インターンとして働くことによって、不安に感じていた部分を取り除くことができる。100パーセントこの会社に入りたい!って自信を持って言える状態で転職ができる。

個人も法人も我々も、お互いに責任を持って判断ができる仕組みです。
「こんな人が欲しかった!」が人材紹介で理想的に実現できると感じています。

- 副業斡旋サービスではありません

ここけっこう強く言いたいのが、副業斡旋のサービスではないことです。こんな会社がありますよ、良かったら副業いかがですか?というサービスはすでに世の中にたくさんあります。また、副業斡旋から転職斡旋にシフトしていく企業もあります。僕らは転職支援のサービスです。転職ありきの副業インターンです。

- 転職希望者が一歩踏み出すためのサービス

僕らが対象としている転職希望者というのは「262の法則」の6割の人たちなんです。本当は転職したいけど不安があって動けない。
具体例として「大手企業で、バリバリ活躍している30歳。最近結婚もして子供生まれました。次のキャリアはすごく伸びてるスタートアップに転職したいと思ってる。社長がすごい魅力的だし、世界観も魅力的。自分の企画力も今まで以上に発揮できそうだな。だけど気持ちの2割くらい不安を感じる。どんな人たちが働いてるんだろう、なんだかんだ現状安定に対しての安心感もある、伸びているとはいえスタートアップだから、ずっと家族を養っていけるほど大丈夫かな」とても行きたい気持ち8割、不安に感じる気持ちが2割を抱えている。

そんな人と企業のための実際に企業の中を体験してから転職を決めることができる。副業インターンを行うことによって、自信を持って転職できる仕組みを作りたくてこの事業を作りました。

- 書類では見えてこない部分のマッチング

履歴書では人柄がわからないし、面接だけ上手い人もいる。表面では分からない部分がある。でも一緒に働けば、スキル、仕事への姿勢、人とのコミュニケーションの取り方なんかもわかる。働くことを通して知る。当たり前ですよね。

そういう部分って今までわりと勘とか経験で判断されてきました。わかりやすく見える化してなかったから評価されてなかった。そこを当たり前みたいに見えるようにしたい。この仕組みって絶対重要!必要!と僕は思ったんです。

実際に、以前からPRETENのような副業インターンな状況は発生していました。通常の転職だと難しかったキャリアアップが、副業インターンから始めることによって企業にスキルと行動でアピールすることができて転職できたんです。一般的な転職活動で履歴書を出してたら落ちてたけど、副業インターンがあったからこそ転職が可能になった。このような実例がKUROKOでも多数起きています。

- 対象の職種は「営業」と「人事」

特長として、このサービスの対象は営業と人事の職種に特化しています。なぜあえて職種をしぼってさらにマーケットを小さくするかっていうと、僕も当社メンバーも、営業や人事を自分たちが経験しており、自分たちも同じプロセスも通ってきているから。当社にもそのようなプロセスで入ってきているメンバーが何人もいます。社内メンバーが実体験をもっているからこそ、細やかなサポートができるんです。
もし他社にPRETENと似たようなサービスがあったとしても、僕たち自身が体現してるのがめちゃくちゃ強みなんです。企業側に対しても、個人側に対しても、寄り添った支援ができると自信をもって言うことができます。


- マッチングの進め方

企業側にはサービスの利用契約をいただきます。企業に対してはマッチングが成功するまでは利用料は発生しません。実質的なインターンに対しての報酬のみご負担いただきます。
個人側は、PRETENサイトから登録をしていただきます。Challenge Fundが個人と面談して企業とマッチングさせます。適任でなかったり、要件を満たさない人はお断りすることもあります。その流れは人材紹介と一緒です。違いは、人材紹介は直接転職の紹介で、PRETENは体験就業の紹介になります。


「体験してから転職を」

「体験してから転職を」をキャッチフレーズに、企業と人とがお互いに判断ができる仕組みです。どちらにも“こんなはずじゃなかった”とは言ってほしくないから。「こんな人が欲しかった!」「この会社にしてよかった!」になったら、本当に良い転職になりますよね。

 最後に

『PRETEN』の意味は、PRE=「前」、TENは転職の「転」です。企業も個人もこのPRETENをいい仕事と出会いのきっかけにしてほしいです。

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根本雄輝:株式会社Challenge Fund(株式会社チャレンジファンド)代表取締役/CEO。2019年12月に会社を設立し、人事・採用・組織構築などの人事顧問サービスを提供しています。このnoteは事業の紹介や組織論、日々の雑記などを記しています。
*ご提供中のサービス
https://challengefund.co.jp/service/
*自己紹介「初めまして。根本雄輝です」
https://note.com/yukinemoto0324/n/nb15e1187cdc6


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