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Photo by
kotoba_tanosii
青春の香り
続く猛暑に耐えかね、某ドラッグストアの汗拭きシート売り場に向かった。
なんだか見たことのあるパッケージ。なんとなく買ってみる。
数日後、吹き出る汗に「アレ」の存在を思い出した。使ってみるか。。
フタを開けると同時に広がる香り。たちまち3年前の思い出が蘇った。
高校3年間続けた女子バスケットボール部のマネージャー。
バスケ部の恩師が愛用していた汗拭きシートじゃん。
ビクビクしながら入る教官室に漂っていた香り。
夏は彼からコーヒーと煙草の匂いに混じって、この香りがする。
大学3年生になったけど、私の中にある「尊敬する大人ランキング」はあの頃から更新されていない。
「あの頃の自分は輝いていたな。今もあの頃に負けないように頑張っているけどな。これで合っているのかな。」
少し不安になる。
20年生きてきた中で「香り」と「記憶」が直結していることを一番ダイレクトに感じた出来事でした(笑)
9月に近況報告のメールでもしてみようかな。
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