脇ボトックスで得られた快感

今日、ずっと楽しみにしていた脇ボトックスをした。

私は恋人や友達には今まで指摘されたことがない(言う人も中々いないだろうけど)
けれど自分では汗をかいたあと体臭を気にするし脇の臭いが気になっていたので
今まで臭いケアには全身気を遣ってきたつもりだった。

でも、脇の本格的な処置には「そこまでやるべきかな、今までデオドラントアイテムで凌いできたし、どうしようかな」と長年悩んでいた。

脇の悩みは大きく分けて2種類だ
臭い、汗の量

臭いに関しては
ミラドライという治療法があり価格は100,000円以上する。(クリニックによる)オペなので高い。

汗の量に関しては
ボトックスで汗を止めることによって臭いが軽減される、というやり方で
調べてみると価格は10,000円くらい。(勿論クリニックによる)注射だしそんなものか。
それでデオドラントアイテムを使えば人に迷惑をかけることはないかな?と
まずはお試しとしてボトックス注射に踏み切った。

香水や香りアイテムの
何かを足して良い香りにすることも良いけれど
自分のマイナスを消してまずは無臭ベースにする、人に不快感を与えたくない、と思ったのだ。

調べると、脇のボトックスは皮膚が薄いことと20〜30回ほど注射を打つこともあり、とても痛いそう。
VIOのレーザー治療も相当痛いけど、それより痛いという。

そのため私はオプションで笑気麻酔を付けてもらった。
笑気麻酔は3,000円ほど(当たり前にクリニックによる)だったので
ポイントなどを活用しても
全部で13,000円で済んだ。

オペ室に入り、まずは人生初の笑気麻酔体験。

これがとっっても面白かったのだ。
今月あった出来事の中でナンバーワンの面白さ。
まず、笑気麻酔が導入されて10秒ほどで頭の感覚が鈍くなってくる。
次第にハイになりフワフワとした多幸感、楽観的になる。
このまま眠れたらさぞ幸せだろうな、と思った。

よく聞くが、酔っ払っているような感覚。
看護師さんに「気分は悪くないですか?」と声掛けをされて「今喋っていいんだ!」と思ったら
つらつらと言葉が出てきてしまった。

「すごい不思議な感覚ですね!なんか話したくなっちゃいます!楽しい。」
ハタから見るとヤバい薬をやってるやつみたいだが、本当に楽観的で幸せな不思議な気分なのである。

ドクターには、「海外ではこれをドラッグみたいに気分を良くするために使っちゃう人もいるみたいですよー」と言われた。その気持ちは分からなくもないが人には超えちゃいけない線があるんだな、と思うなどした。

肝心のボトックス注射中は、笑気麻酔をしていても痛覚がシャットダウンされているわけではない為チクチクと痛く引っ張られているような、強くつねられているような感覚だ。
たまにチクッと痛いので、痛みがゼロにはならない。
でも両脇でものの5分ほどで終わったので、私は笑気麻酔初体験でとっても舞い上がってしまっていた為あまり痛みにはフォーカスせずに済んだ。

笑気麻酔は、外した途端にフッとあの多幸感がなくなってしまい
次第に夢から覚めたような気分になった。
外して5分ほどはまだフワフワとしていたが、割とすぐに抜けてしまう。
お酒も飲まずに二日酔いなく酔っ払った良い気分が味わえたので少し残念だった。

脇のボトックスは一週間もすれば効果が見られ、3ヶ月は効果が持続するということだったのでこの後が楽しみだ。
またレポートしたい。

良い経験になったので脇のボトックスが良ければお勧めしたいと思う。

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