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昔の仕事のお話

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相容れない先輩をどう立てるか。

むかし、むかし。

よく出てくる、某医療法人の訪問介護事業所で、サービス提供責任者をしていた頃の話。

私と、もう1人先輩でAさんという責任者が居た。

カリスマ性があり、オーラで人を黙らせてしまう圧倒的な雰囲気、リーダーとしての統率力は、今まで見てきた様々な上司の中では、五本の指に入るほどの方だった。

しかし、彼女のマネジメント能力は、ある意味強引で、その日の気分と、己の好き嫌いという感情によ

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すれ違いって、なかなか戻せない。

むかし、むかし。

私がまだ、20代で訪問介護員をやってた頃の事。

その時の責任者であったHさんは、若いのにも関わらず、かなり経営能力は高いが、基本的に人を駒のように扱う人だった。

この手のタイプの人は、大抵そうなのだが、本人に自覚はない。本人としては、一応労いの言葉をかけたりして、フォローしているつもり。

しかし、実際には隣の隣の田舎町まで移動時間なし、次に事業所近くまで戻る訪問先も移動時

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