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トルコ・エジプト旅行記 2012/9/13中編

気球ツアーが終わって、ホテルで朝食。(二度目)

その後、ツアーの出発時間まで余裕があったので、ギョレメの街に繰り出す。

みんな笑顔で俺に応対してくれる。

朝だけは、お金のことなんてみんな考えてないのかなー、と思い少し笑みを浮かべていた。

ぶらついていると、ホテルに迎えに来てくれるはずの旅行代理店の前に来た。

俺「おはよう!レッドツアーありがとう!今日俺は迎えに行かなくていいよ。ここから行くよ」

旅「おうおう。オッケー。ティーを入れてくるよ。好きに過ごしな」

そんな会話を交わして、まぶしいカッパドキアの大地に目を釘付けにした。

しばらくすると、バンが旅行代理店の前にやってきた。

下さんやたいきさんが乗っていた。

下「ゆうきくん。いたのかー。おいてかれたのかと思ったよー」

俺「ごめんなさい」

スーパー小さないざこざを解消して、2日目グリーンツアーに出発!

うむ。グリーンだな。と思いながら、バスは地下宮殿へと向かった。

着いた先では、ガイドのおっさんが非常に説明してくれる。

昔、兵士はこうやって敵を把握してただの、

ここで寝てただの、

ここで料理作っただの、

ここでワインを蓄えていただの、

ここでセック●しただの、

すごいタメになったよ。ありがとう。

実は、あんまり覚えてないけど

その後、渓谷らしきところに向かった。

昔行ったグランドキャニオンを若干思い出すような、そんな場所だった。

相も変わらず、教会に連れて行かれ、説明を聞いた。

宗教的な話は、その時には感銘を受けてもどうしても後に残らない。

そり立つ崖に、ゆるやかに流れる川。

絶対渓谷ではないと確信した。

それ以上の確信として、こんなものじゃ俺ははしゃげない、ということがあった。

すごいものを見たら、それを乗り越えたいって思う。

それが男なんじゃないの?

なんて馬鹿げたことをたいきさんと話し、山登りを決意。

俺「昼飯までには追いつくから!」

よし。これで迷惑はかけない。

狙いはこれ。

登ってやったった。

引っつき虫が一番うざかった。

崖から滑り落ちそうになりつつも、リポビタンDばりにファイト一発を繰り返し、登頂!

ちーん。

そんなに大した景色じゃない。
(※2019年4月追記: いやめちゃ綺麗やんと思った)

た「降りよっか?」

俺「そうですね。おなかすきました」

何かしらのウンコに気をつけながらゆっくり降りて、昼食へと向かった。

女子じゃない俺でもテンションが上がる、水上レストラン・・・

しかし、蠅だらけ。料理にまとわりつく。俺の覇気も通用せず、苦しい中固い肉を食べました。

その後、渓谷もどきを抜け、バスに乗り込み、スターウォーズの撮影場所に向かう。

まぁこんな場所。

懲りずに登る登る。

すでに靴は石灰岩で真っ白。

気にせず、誰よりも高いところを目指す。

こんな写真撮ったりして、洞窟を楽しむ。

自由時間が終了し、グリーンツアー最後の場所へ。

お土産屋。

なんか買えよ、と。

適当にかわして、出た。

カッパドキアは予想以上に綺麗だ。

ツアーに参加して、間近でカッパドキアを見るより、

すごい遠目で、オレンジ色に染まるカッパドキアの方が俺は好きだった。

近すぎてその魅力に気付かないなんて、本当に嫌だなぁ、と思った。

俺なんてちっぽけで矮小な存在は、すぐに景色に飲み込まれてしまいそうだった。

その後、バスに乗り込み、ギョレメの街に引き返す。

グリーンツアーの終了。(あんまり、書いてないけどグリーンツアー超楽しいです。)

ホテルに戻り、夕日に照らされるカッパドキアを眺めてた。

その後は、サンセットツアーに、ホテルでのバーベキューに、星空の下でのたいきさんとの会話。

本当に忘れられない夜となった。
(※2019年4月追記: 今でも鮮明に覚えているので、乞うご期待w)

続く

ホテルの人たち。懐かしい。



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