自由な日々は続く

様々なイベントやセミナーに参加する日々。

会社員の頃は行きたくても時間が合わず、指をくわえて見ているしかなかったイベントやセミナーに興味惹かれるままに出かけている。当たりハズレはあるけれど当たりはもちろん、ハズレもハズレなりにヒントやら教訓があって面白い。

さて、先週参加したイベントはかなりエキサイティングだったのでその時感じたことを記録しておこうと思う。

先週、Girls in Tach Entrepreneur Boot Camp というイベントに参加した。
会場はFacebook Japan。3日間みっちりと起業について学ぶイベントで、最終日はピッチで〆というガッツリ系。このイベントは起業を考えている人や実際に起業している人のみならず、起業に憧れているような女子向け。要するに私のような初心者OK(だったと思っている)。
事実、現在のTech系スタートアップ起業家は男性ばかり。そこを変えて行きたいというのが主催者側にとってゴールのひとつであろう。

参加者は学生半分、社会人半分でごちゃ混ぜ感があって刺激的。
Tech系のお仕事をしている方々や大学生と協働するのは中々面白かった。
そして、Keynote Speakerも全て女性。起業家やVCから直接話を聞ける貴重な機会はかなりお得だった。


私はと言えば、会社は辞めたが「起業したい!」などと思っていた訳ではない。しかし、全く別世界の話と思っていた起業がこのイベントで一気に近づいた感がある。やるかどうかは別として。

さて、起業云々の前に、まずはTech世界の自由さにかなりノックアウトされた。
心が踊るんですよ。長年金融機関に勤めていた私にとってはかなり新鮮な世界。
たとえば「イノベーション」。
勤めていた会社でも「今年度のテーマ」として散々聞かされた言葉。「とりあえずこのご時世イノベーションがなけりゃおいてかれる」的なムードで後追い感が否めなかったけど、Tech世界では違う。難しく考えることはない。ただ欲しいor必要なもの(仕組み)を作り出す。そこでイノベーションが生まれちゃったりする(こともある)。とにかくチャレンジ。とてもシンプル。
大事なのはブレない&やり遂げる情熱とスピード感。

だいたい世の中をひっくり返すような素晴らしいアイディアなんてそうそう浮かぶものではない。いや、浮かぶ人も中にはいるんだろうけど、多くの人はそうではない。要するに人が考えつくアイディアなんで似たり寄ったり。でも、誰もが考えるそのアイディアを最後までやり遂げる人はほとんどいない。そりゃうまくいかなきゃ諦めたくもなるよね。でもポイントはそこ。やり遂げることができるか否か。最後までやり遂げる粘り強さがあるかないか、それが鍵。


そして、起業家の皆様は揃いに揃って素晴らしきまでに前向きだった。
以下、基調講演でメモった内容の一部。読見返すだけで前向きたくなるわー。

✔︎何も未来が見えない→希望しかないということ
✔︎未来は予測するものではなくて作るもの
✔︎自分の気持ちに正直に、やりたい事をやる
✔︎自分の人生に責任を取れるのは自分だけ
✔︎動くか動かないか、ただそれだけの違い
✔︎プライドとかいらない。人に好かれようなどと周りを気にしていては何もできない
✔︎起業を私利私欲で始めてもうまくいかない。大切なのは情熱を持ち続けることができること。意義があることをやる。社会を変えるという気持ちを持ち続けること

はい。そう思います。本当に。


ともあれ、色々な人に会い、話を聞く。そして考える。私、どんどん図太くなっていく感じだわ。が、人生の時間は有限。誰かのやりたいことのために時間を使うより、自分のやりたいことのために使わなければもったいない。

そして、このイベントに影響されて無謀にも早速プログラミングの勉強を始めてみた。やってみたら結構難しい(当たりまえか)。プログラマには絶対になれそうもないし、というか目指してもいないが、ただどんな仕組みなのかを理解したくて。

一体どこへ行き着くやら。

自由な日々は続く。しばらくは。

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