見出し画像

東南アジア最大の通販サイトLazadaで、マタニティ服を買う──日本の貞淑カルチャーに思うこと【17週3日】

おそらく太ったという範疇を超えて、お腹がでてきた。

つわりもあって、しばらく前からタイトな服を着るのも苦しい。
タイトスカートやパンツ、タイトなトップスなど、意外とタイトな服ばかり持っていたことに気づく。
伸びる素材の服もあるけれど、気に入っているものは、伸びてしまうのがいやなので、同じ服ばかり着ている。

マタニティ服を買おうかと、Zaraやユニクロ、H&Mのサイトを見る。一時的な服としては、安くはない(ユニクロについては、日本よりだいぶ高い)。

そういえば、ベトナム語の先生が、服はネットが安いから、最近のベトナムの若者はネットで買っていると言っていた。


東南アジア最大の通販サイトLazadaを見てみる。そういえば、小学校のときの友人も、安く済ませられるものは、ここで買うと言っていた。

但し、写真とかなり異なることがあるので、レビューを見るべし、ただベトナムの人は大雑把なのか、全然商品写真と違うものが届いても絶賛していたりするので要注意、というTipsも教えてくれた。

見てみると、想像以上に安い。
ワンピース1着600円くらい。サステナビリティ面や、質は気になるが、約半年のお付き合いの服だし……と自分に言い訳をする。

マタニティカテゴリででてきたカーキのオフショルダーワンピース(700円)、お腹のところが伸びそうな鮮やかな緑のロングスカートとトップスセット(600円)、マタニティ用黒いオフショルダー水着(1200円)を買う。

日本にいるときからオフショルダーが好きで、韓国の洋服サイトを見ていたりしたので、Lazadaはオフショルダーが多くて嬉しい(ベトナムでは、日本以上に韓国ファッションが人気)。

ほっこり系が死ぬほど似合わないので、日本の通販で選ぶより、しっくりくるものが多かったかもしれない。

ずっと夏だし、ベトナムの人はもちろん、旅行なのか駐在なのかでいる欧米の人たちも、オフショルダーはもちろん、ミニスカ、へそ出し妊婦も多い。

冷えは多少気になるけど、外は本当に暑いし、いいのではと思う。


妊婦に限らず、日本の必要以上の貞淑カルチャーは、そろそろ終わってほしいと思っている。

Yahoo知恵袋で、少しタイトな服を着たら上司に注意された妊婦さんが「妊婦がタイトな服を着るって、そんなにおかしなことなんでしょうか?」という相談があった。

「それはあなたが非常識」という回答だらけで、どんよりした気持ちになった。

とは言いつつ、あま
りにぴちぴち、へそ出し、ミニスカは、なんとなく着れなくて、日本のカルチャーのなかにいるなぁと思う。


買ったものは、楽だし気兼ねなく洗えて、かなりヘビロテしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?