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「女性へのステレオタイプ」関連メディアクリップ(2019~2023)
自分の思考整理を兼ねて、2019年からクリップしていた、女性へのステレオタイプ関連の記事をまとめてみました。
料理とステレオタイプ
呪縛から抜けたのか? 時間ができたからか? 近ごろ(2023年現在)は、普通に楽しいと思える料理。2020年頃、結婚前は特に、女性のステレオタイプと紐づいて話されて、モヤっていました。そのときのクリップ。
その後も、上の世代の人と話すと、労働時間と給与が夫とほぼ同じでも、「奥さんがちゃんと料理しないと~」「旦那さん料理してえらいね」的なことを言われて、モヤることはあります。
今は海外帯同・専業主婦中で時間があるし、他に大した義務もないので楽しく&健康のために料理してるけど、女性だから料理しているわけではないと思っています(手先の器用さと食への愛的に、根本的に夫のほうが料理好きだし得意だし)。
このこだわりみたいなものは、今の20代の人と話していると、薄くなってきている気がして、希望があります。
言えなかったことを言ってくれた!という記事。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
料理自体はそこまで嫌いじゃないのに、女性としての評価軸やマウンティングのネタにされるのが嫌で、料理が好きと言えない呪縛があった。
30過ぎて、結婚が見えて、やっとその呪縛が解けてきたところ。https://t.co/TtnNlkRmyQ
“なんで自分の生活をマネジメントしないことが独身男性だと許されるの? 結婚したら女性がやるものだと思っているからでしょう? それまでの借りぐらしだと思っているからでしょう?”
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
そう、これ。同じ職場なのに、料理できる男性がほめられて、料理をたまにしかしない女性がバカにされる違和感!
”悔しかった。ただ自分の努力が、愛情という人質のもとに、ただの労働力として消費されていくのが。女性だから料理しているのではない。精神衛生上、私にとって料理が手っ取り早いストレス発散法だったことと、外食が多いから体調を整えるためにやっているだけだ”
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
愛情という人質…涙
▼帯同になってから変化した、料理との関係
目に見えにくいステレオタイプの影響
『ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか』の翻訳版編集を担当したこともあり、興味を持ったテーマ。
人は自覚していなかったとしても、社会のなかでステレオタイプに晒されることによって、マイナスの影響を受けている。
日本社会で生きる女性として、心当たりがあるなぁというテーマです。
1987年生まれだと、大学進学する女性は多くなっていたものの、普通に「地元を離れると/国公立に行くと/理系に行くと、結婚できなくなるよ」とは言われたし、クリップはしていないけれど医学部の女性減点の話もありましたね。
その結果の大学での男女比も、ステレオタイプにつながっているのだろうなと思います。
女性に対する「目に見えにくい差別」。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 8, 2020
能力や努力不足だと言われるし、自分もそう思ってしまうのが、なにより悔しくて、辛いんだよね…言い訳と思われそうで言えないけど、あるあるなのでは。https://t.co/NAYgJMUIsj
「女性は大学に行かなくてもよい」という社会的通念。ここまでとは…
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
“日本では、誕生から高校生ぐらいまでは男女格差がほぼなく、ランキングも堂々の世界1位だ。
しかしそこから一気にきな臭くなる。大学や大学院の就学比になると急に100位以下に後退してしまう。”https://t.co/RSD3TIkuCZ
ジェンダーに関するよくある誤解や偏見を、論理的にばさばさ切った記事。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 31, 2020
教授が男性なのも、いいなと思う。
(女性が言うより、読みやすく感じる人は、まだまだ多いテーマな気がするから)https://t.co/whwb3gQOtQ
エンタメとステレオタイプ
これはまだ十分ではないとはいえ、ここ何年かで意識的に見直されてきているのではないでしょうか。特にNetflixものや、海外の作品は多いですよね。
日本も『逃げ恥』とかは、ステレオタイプ覆す系かな。
この分野は、逆にポリコレ的になりすぎて、過去の作品を禁書にすべきみたいな流れがあるのも、気になっています。
刷り込みの蓄積が、壁になる。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 15, 2020
”その中でも、まず挙げられたのは、エンタテインメント業界での女性の描写や刷り込みだ。
「日本のドラマを見ていると、会社の役員室なんて殆どが男性ですが、それは諸外国では異常な光景なんです。そういうところから変えていかないと」”https://t.co/FIo1KrvmBz
ブリジット・ジョーンズは、久々に見で、今だといろいろアウトだなぁとたしかに思った。おもしろいけど。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) April 26, 2020
ただ500日のサマーは、元からみんな陥りがちな恋の惨めさを自虐的に描いてるし、古びてないと思うんだけどなぁ。
この映画好きなアラサーだから、そう思うのか…?笑https://t.co/9NYXOerb6B
見たい!
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) June 29, 2021
ムスリムのガールズバンドのSACなんて、気になる要素満載すぎる。
北アフリカや中東の女優さんの機会が少ないこと、この記事読むまで気づいてなかったなぁ。
イスラム版『セックス・アンド・ザ・シティ』の新鮮さと衝撃度 https://t.co/Si1rV5jN6J
ジェーン・オースティンは差別的で、洗脳されるから読むなというコロンビア大学の担当者。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) June 22, 2021
『華氏451度』感がもはやある。
いきすぎたポリコレが、クリティカルシンキングをうばい、人を思考停止させるかぁ。
日本のTwitterも近いものを感じるときがある…https://t.co/xQETrqgJzo
スケボー女子、感動し🛹
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) July 26, 2021
選手がお互いに称え合っているのがいい✨解説の方の、リスペクトあるフラットさも。
だからこそ、実況の「ここで失敗すれば日本がメダル」とか、「笑顔」「冒険」っていう選手をプレーではなく「13歳女子」というフィルターで表現するのが気になった…🤔
映画『私ときどきレッサーパンダ』、メイメイのお母さんへの罪悪感、オタクとしての目覚め、苦くて恥ずかしい思い出。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) March 25, 2022
箸が転げても笑えて、まだ恋人もいなくて、友達がなにより大好きだった頃。
もふもふだけじゃない共感が詰まっていた。#TurningRedhttps://t.co/mNQTLLBaQJ
DVや性被害
2017年頃から一気に広まった#MeToo運動。人の語りを目にすることで、気付いていなかったけどそういえば嫌だったな……というのが掘り起こされた人は多かったと思います(実感としては、程度の差こそあれ、嫌なことにあっていない女性まわりにいないのではというくらい)。
そういうことが繰り返される背景にある男女の力関係やステレオタイプ、「語れない」人の事情を思うと、どんよりしますが、変えていきたいところ……。
問題を指摘する作品をつくっている人も、自分自身の被害については、語ることはできない…。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
「語れない」ことを責めることもてきないな、とも思う。
性被害、でも、それで女性として仕事を得たこと。
うしろめたさと二次被害への恐れ。
切り込むガーディアンもすごい。https://t.co/pKmjjE0tTX
個人的なトラウマだけではなく、社会的なステレオタイプが影響している…興味深い。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) March 12, 2020
“DVというのは、女性が主導権を握りかけたときに、優位性を保とうとして起こる事態なのです”
“DV犯にはかなり多くの場合、ジェンダーに関するステレオタイプな考え方が見られるという”https://t.co/hyzNeboO6F
そして、このスタンス、なるほどと思った。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) March 12, 2020
ちゃんと収容されていれば、家にいる女性の安全も保証されるのかな。
「DVを犯した男性が収容されれば、女性はその家に残ることができるのです。DV加害者の収容施設が守ろうとしているのは、加害男性ではなく、なによりまず女性なのです」
こうやって具体的にシェアしてくれる人によって、Metooと言えるようになったと、あらためて。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) March 12, 2020
“相手の男性が東京に左遷され、ロイターのオフィスの隣のTBSに戻ってきたと聞いてから、ランチの時などもオフィスの外に出られなくなってしまいました“https://t.co/MGqe3mxLzx
“「声を上げろ」ではなく「話してもいいんだよ」”
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) March 12, 2020
“「あなたは悪くない」だけではなく、「あなたがあの時とった行動が最善だった。なぜなら今ここにあなたがいるから」と褒める言葉がけも重要”
あのときの私に伝えたい。寄り添う言葉。
政治関連・女性のリーダーシップ
ニュージーランドのアーダーン首相、台湾の蔡総統など、日本でもそういう女性のリーダーがいるといいなぁと思いながら、クリップした記事。
個人的には、やっぱり政治関係は特に、そもそも数として、女性と若い人が少なすぎると思っています(ので、選挙では公約に加えて、この要素を意識して投票しています)。
最近クリップした、ドイツの2人の女性大臣の政策の大転換と、東アジアの家族観と政治の話のギャップは、とても興味深い(&変えたい現状)です。
国会議員に、女性が少ないこと。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) December 17, 2019
企業の管理職に、女性が少ないこと。
それって、国の政策において、働くということにおいて、女性の意見が反映されないし、末端の女性も意見が言いにくい構造なんだよね。
そのことが与える波及的な影響について、考えたい。 https://t.co/JbWjiSAAzX
実務能力と教訓に学んだ組織力で、先手を打って感染を抑え込む蔡総統。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) May 6, 2020
厳しい現実をありのままに示し、理路整然と政策決定の理由を説明するメルケル首相。
厳しい措置とともに、自分の言葉で外出制限の意味や詳細を説明するアーダン首相。
これがリーダーシップ…https://t.co/cItDRB6nut
人のせいにしない誠実さ。本当に大事。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) May 8, 2020
「アーダーンは誤情報を広げることもないし、人のせいにすることもありません。国民を安心させるために、できるだけ多くの人の要望を同時に叶えようと努力します。他者に対する彼女の優しさは、社会全体によい影響を与えています」https://t.co/MSGD8VM2wa
『女性のいない民主主義』読みたいな。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) February 4, 2020
“女性のリーダーが登場すると社会福祉、とりわけ女性の利益に関わる部分が注目されると言われている。女性が家庭の中で担う育児や家事の負担を国家が肩代わりするような『ケアの社会化』がその一例だ”https://t.co/H1vYuSwcTR
ジェンダーギャップの記事を読むにつけ、まずは数を増やす、だなぁと思う。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) January 14, 2020
“「意志」を持って選出の仕組みを変えたり、政治の中心にいるその人たちこそが、「招き入れよう」という姿勢を見せたりしなければならない時代の到来です”https://t.co/WIthm6TOPu
“旧西ドイツは、男性は働き、女性は家で育児をする「伝統的家族モデル」を政策の基本に据えてきたため、保育サービスは非常に低い水準にとどまっていた”
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) July 25, 2022
そこからの2人の女性大臣による、ドイツの政策の大転換、興味深い。https://t.co/8SRlY9OFkw
東アジアの30代女性として、とても実感のある記事。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) September 6, 2023
“結婚という手段以外で子供を持つことへのタブー意識が依然として根強い”
“尹は「少子化はフェミニズムのせいだ」と主張”
“日本の万年与党・自民党も、同性婚を認めないなど、結婚制度の改革に反対している”https://t.co/Cr3IJl36Ts
働く女性とステレオタイプ
働く女性としてかなりのぼりつめた方の語る、女性の職種とステレオタイプ。
その言葉も重いし、のぼりつめるための家庭のまわし方も、同じレベルの男性との差がすごくて、考えさせられる記事。
パートナーは、星野リゾートの星野さんなのか。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) June 30, 2021
ベビーシッター4人で、結果をだしてのぼりつめた。それは日産が個人を評価する会社だったから。
そうやってのぼりつめた人のステレオタイプを排除しなくてはならないという言葉の重さ。https://t.co/MnbnC7dBlV
前の会社は「女性だから」、海外赴任できなくて辞めたと。
— やすむ@ホーチミン (@yukyy18) June 30, 2021
かなり歳下の私も、前職で同じ壁を感じた…今の若者にもそういう壁はあるのだろうか…。
そもそも男性で昇進する人は、ベビーシッターを1人も雇わず、子育てをどうするかを一切考えていないよね。
あらためて差がすごい…
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