見出し画像

「女性へのステレオタイプ」関連メディアクリップ(2019~2023)

自分の思考整理を兼ねて、2019年からクリップしていた、女性へのステレオタイプ関連の記事をまとめてみました。



料理とステレオタイプ

呪縛から抜けたのか? 時間ができたからか? 近ごろ(2023年現在)は、普通に楽しいと思える料理。2020年頃、結婚前は特に、女性のステレオタイプと紐づいて話されて、モヤっていました。そのときのクリップ。

その後も、上の世代の人と話すと、労働時間と給与が夫とほぼ同じでも、「奥さんがちゃんと料理しないと~」「旦那さん料理してえらいね」的なことを言われて、モヤることはあります。

今は海外帯同・専業主婦中で時間があるし、他に大した義務もないので楽しく&健康のために料理してるけど、女性だから料理しているわけではないと思っています(手先の器用さと食への愛的に、根本的に夫のほうが料理好きだし得意だし)。
このこだわりみたいなものは、今の20代の人と話していると、薄くなってきている気がして、希望があります。

▼帯同になってから変化した、料理との関係


目に見えにくいステレオタイプの影響


ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか』の翻訳版編集を担当したこともあり、興味を持ったテーマ。

人は自覚していなかったとしても、社会のなかでステレオタイプに晒されることによって、マイナスの影響を受けている。
日本社会で生きる女性として、心当たりがあるなぁというテーマです。

1987年生まれだと、大学進学する女性は多くなっていたものの、普通に「地元を離れると/国公立に行くと/理系に行くと、結婚できなくなるよ」とは言われたし、クリップはしていないけれど医学部の女性減点の話もありましたね。
その結果の大学での男女比も、ステレオタイプにつながっているのだろうなと思います。


エンタメとステレオタイプ

これはまだ十分ではないとはいえ、ここ何年かで意識的に見直されてきているのではないでしょうか。特にNetflixものや、海外の作品は多いですよね。
日本も『逃げ恥』とかは、ステレオタイプ覆す系かな。

この分野は、逆にポリコレ的になりすぎて、過去の作品を禁書にすべきみたいな流れがあるのも、気になっています。


DVや性被害

2017年頃から一気に広まった#MeToo運動。人の語りを目にすることで、気付いていなかったけどそういえば嫌だったな……というのが掘り起こされた人は多かったと思います(実感としては、程度の差こそあれ、嫌なことにあっていない女性まわりにいないのではというくらい)。

そういうことが繰り返される背景にある男女の力関係やステレオタイプ、「語れない」人の事情を思うと、どんよりしますが、変えていきたいところ……。


政治関連・女性のリーダーシップ

ニュージーランドのアーダーン首相、台湾の蔡総統など、日本でもそういう女性のリーダーがいるといいなぁと思いながら、クリップした記事。

個人的には、やっぱり政治関係は特に、そもそも数として、女性と若い人が少なすぎると思っています(ので、選挙では公約に加えて、この要素を意識して投票しています)。

最近クリップした、ドイツの2人の女性大臣の政策の大転換と、東アジアの家族観と政治の話のギャップは、とても興味深い(&変えたい現状)です。


働く女性とステレオタイプ

働く女性としてかなりのぼりつめた方の語る、女性の職種とステレオタイプ。

その言葉も重いし、のぼりつめるための家庭のまわし方も、同じレベルの男性との差がすごくて、考えさせられる記事。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?