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うちの定番、鮭と胡瓜のお寿司はハハの味。

7月も最終日。
4月1日から始めたnoteも4ヶ月続いていることになります。
2、3日に1回は更新していて、この記事が76作目。
料理教室の開催を自粛し、生徒さんや「家で料理を作らなきゃいけなくなって困っているみなさま」に、何か役にたてることないかな、とはじめたので、最初はレシピを中心に。
途中から食に関するエッセイなども織り交ぜています。
水害支援の有料レシピを掲載した時には、たくさんの方にご賛同いただき、大変うれしく心強く思いました。

noteを通じて、顔も本名も知らないけれど、その文章から立ち上るものに魅了され、感情を共有できる素敵な方々とのご縁もいただき、それがまたnoteを続ける力にもなっています。
ありがとうございます。


今日は初心に戻って(?)レシピをご紹介します。
我が家の定番、鮭と胡瓜のお寿司です。

関西の家庭でお寿司というと「ばら寿司」
干し椎茸や人参や蓮根、高野豆腐などを甘辛く煮たものを酢飯に混ぜ込んで、錦糸卵などや海老などをのせたものが多いように思います。
うちも父方の祖母はこのタイプのばら寿司を作っていました。

しかしながら我が母は、あまりこのばら寿司を作らず。
具材を煮るのが結構大変、ということも理由のひとつかなあと思われます。甘いのが苦手、というのもあるかもなあ。
今度会った時にでも、母に聞いてみましょう。

そしてもっぱら母が作っていたのがこの鮭と胡瓜のお寿司。

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焼き鮭の身をほぐして、塩もみした胡瓜と一緒に酢飯に混ぜる、というもの。
一番シンプルにするなら、刻んだ大葉。
おじゃこを混ぜ込んだり、ゴマをふったり、錦糸卵を散らしたり、イクラをのせてみたり。
夏場は刻んだミョウガなども。

とても手軽で簡単なので、私もお寿司と言えばこればかり。
ぱっと華やかなので、おもてなしにも向きます。
生魚を使わず、甘すぎない、馴染みのあるサーモン、ということもあり、外国人の友人にも好評です。

【鮭と胡瓜のお寿司】
材料(作りやすい量・お米3合分)
鮭(甘塩) 2切
キュウリ  3本
 塩    ひとつまみ
大葉   1束

寿司飯
米 3合
水 580ml
寿司酢(事前に合わせ、砂糖を溶かす)
 米酢100ml
 砂糖 40g
 塩  10g
 昆布 5㎝角

作り方
①寿司飯を作る:炊き上がったごはんに寿司酢を回しかけ、切るように混ぜる。混ざってから(ここ大事!)うちわなどで風を送り人肌程度に冷ます。②鮭はグリルなどで焼き、身をほぐす。
③キュウリは薄切りにし、塩を振って混ぜ、しばらくおく。しんなりしたら水気を絞る。
④寿司飯に鮭、キュウリを混ぜ、器に盛り付け、刻んだ大葉を散らす。

*お好みで、白ごま、おじゃこ(寿司酢に混ぜても良い)、イクラなど。
*寿司酢は事前に合わせておくと昆布の旨みが出てまろやかに美味しくなります。

寿司酢は市販のものを使われてもいいですが、作っておくと便利です。
私は、飯尾醸造さんの富士酢、コープの花見糖、青ヶ島のひんぎゃの塩、大阪のこんぶ土居さんの真昆布を使っています。
全部を空き瓶に入れて、ガシャガシャ振って砂糖と塩を溶かしてください。
残ったらそのまま保管。
(瓶の蓋が錆びないように、ご注意!ラップなど挟んでください)
少なくなったら、酢と砂糖と塩を足して、ずっと使っています。
酢の物にも使えますし、魚のマリネ、ポテトサラダなどの下味、オイルを足してドレッシングにも。

このお寿司、拙著「おうちで喜ばれる にほんのおかず」でも紹介していますが、本では春のお料理として、大葉を芹に変えています。
三つ葉でもいいですし、お好みのものでご自由に!


普段のごはん(とお酒)をこちらでも紹介してください!とリクエスト頂いたのですが、収集つかなくなりそうで💦
うちのごはんは、Instagramにアップしています。
切って載せるだけ、とか簡単なものも多いです(笑)
よかったら日々の食卓の参考になさってください。




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