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ポトフでおもてなし|料理教室のカタチ。

11月に入りました。
このところ、ちょっと忙しくなって、note時間が取れずにおりました。
なんとkaorina091さんから「よみがえる遺産」というバトンを受け取りまして、そちらも気になっているのです。が、バトンを受け取ってくださる方を探さねばいけない……どなたか、やってもいいですよ〜っていう方、立候補してくださらないかしら???

バタバタしていたのは、6月末以来、久しぶりにリアルレッスンを開催したから。9月に「手作りお醤油お披露目会」を開催しましたが、あの時は、お料理はちょこっと。

これまでレッスンは、1時間ぐらいデモンストレーションをして、その後、1品づつお料理をお出しして食べていただく、というスタイルで、3時間半以上かかっていました。
時間を短くする、というのもこの状況の中では必要かな、ということで、お醤油会の時にご参加くださった方に「デモなしのお食事会形式はどうでしょう?」と聞いてみましたら、それでもいいから是非!とリクエストをいただきまして、食事会形式での開催としました。

メインの「ポトフ」だけ決めて、あとはお任せスタイル。
先日アップした滋賀のサカエヤさんの近江牛のスネ肉、芦屋のメツゲライクスダさんのソーセージをお取り寄せして、じっくり時間をかけて煮込みました。

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玉ねぎ、セロリ、人参、大根、蕪やじゃが芋。
お野菜もたっぷり。

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もうね、このスープがね、涙が出るほど美味しくって。
自分で作ったものを、そんな風にいうのは恥ずかしいのですが、絶品なのです。それもこれも、この牛スネ肉のおかげかと。
このスネ肉、煮込んでもほとんどアクがでなくて、サカエヤの新保社長に聞いたところ「真空パックにしていないからアクはあまり出ないと思います。血管なども目立つものは取り除いています」とのこと。
なるほど。
昨年、新保社長が主宰する「肉塾」を受講して、お肉のことを勉強しましたが、最近は部位ごとに真空パックされたお肉を問屋さんから購入しているお肉屋さんも多いそう。サカエヤさんは、枝肉で仕入れているのです。


ポトフの前には、小豆島の高尾農園さんの搾りたて無濾過のオリーブオイルや、18ヶ月ものの手作り生ハムや、チーズスタンドさんのモッツアレラ、などなどを味わっていただくお料理をちょこちょこと。

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1日目はワイン好きな方も多く、泡・白・赤と楽しまれた方も。

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テーブルは大人のハロウィンというイメージで。
高尾農園さんでもらってきたオリーブの枝はリースにしてみました。
こういう枝ものも、東京で買うと高いんですの💦

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久しぶりにお会いした生徒さんも多く、皆さんとのおしゃべりも楽しくて。
生徒さん同士も再会を喜び合っていらっしゃって、笑顔が溢れる時間となりました。

おもてなしするのは、それなりに大変なことも多いのですが、「美味しい!」と言っていただけると、その大変さも、吹っ飛びます。
やっぱり、この仕事、好きなんだなあ、としみじみ。

以前と同じようにはできませんが、その時その時の状況に合わせて、しなやかに、私なりのスタイルで続けていけたら、と思っています。


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