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ことばにしたときの気持ちは、嘘じゃないんだよなぁ。

自分が目標として掲げたことを早速忘れている、もしくはできていないと感じたときに、「ああ、意志が弱いなぁ」と思ってしまう。

たとえば。年始に「こうしたい」と言葉にして発してはみたものの、ちょっとしたことで揺らいでしまったりして。

「変化に動じず、やるべきことをやる」とか。
さっそく年始の社会情勢に動じてしまって、やるべきこと、考えるべきことがぶれそうになったりしている。

ダメだなぁ。弱いなぁ。

すぐ否定しそうになる。
「自分を否定しない、卑下しない」とも書いたのに。


ただ、一つ気づいたことがある。

ダメだなぁ、と否定しているとき、「目標を掲げたこと」そのものも、否定しそうになっていることを。

「目標が高すぎたんだ」
「こんな目標、無理だったんだ」と。


でも違う。掲げたときの気持ちは、嘘じゃない。
書いたってことは本当にそう思ったんだ。
ほんの一瞬だったとしても、そのときの気持ちは本物。
だからその気持ちまで、否定しちゃいけない。


私が掲げたのは、具体的な目標というよりも、「こうありたい」という「指針」のようなものに近い。
だから、向かう方向は忘れずにいつつ、そうあれる日もあれば、そうあれない日もあると、わりきって考えてもいいのかもしれない。


24時間365日、ずっとありたい自分でいられたら、その方がいいのかもしれない。

でも人間だから。
たまに弱さが出てしまうことは、ある。

それで自己嫌悪に陥り、目標掲げたときの気持ちを否定して、結果その目標の達成に近づけないのなら、それこそ本末転倒だ。


ありたい自分でいられない日はそれを受け止めつつ、掲げたことそのものは否定しない、忘れない。

忘れずに、意識にさえあれば、立ち返ることができる。

立ち返ることができれば、少しずつでもありたい自分に向かうことはできる。


進むことも、立ち止まることも、後戻りすることも、どれも大切にしたい。




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