言葉にすると、見えること

2023年になりました。

ここ3年ほど、節目の整理をnoteに載せていたので、今年も遅ればせがら載せたいと思います。（やらないと落ち着かない）

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まずは、2021年に書いた抱負についての、ふりかえり。

2022年はどんな年だったとふりかえりたい？
ちゃんと学んだと思える年にしたい。
「ちゃんと学ぶ」なんて抽象的な言葉だけれど、意味はある。

日々の中で学ぶことはたくさんある。忘れないようにnoteに書き残し、いろんな学びが蓄積されてる。それらはいわば、経験から得られる学び。

もちろん大切ではある。けれどどこかで「私の経験則でしかない」という気持ちもあって。経験から得られる学びも大切だけれど、知識的な学びも大切で。子どものこと、教育のこと、聴くこと、書くこと、あらゆる面で、知識的な学びが足りてないように最近感じる。

経験があると、何となくわかった気にはなれる。でも「わかった」時点で学びはストップしてるのだと、それ以上アップデートされていかないのだと心に釘を刺し、意図的に学びを深める、アップデートを試みる。

やることに追われ、忙しさにかまけて、ちゃんと学ぶことは後回しにしがち。でもその時間をつくっていきたい。気が向いたらじゃなく、やるべきこととして、日常の中に組み込んでいく。

これは…正直、できているとは言えないかも。本を読む量も圧倒的に足りないし、アウトプットも以前より少なくなった。

ただ「何をやりたいのか」「何をもっと深めていきたいのか」を、改めて考える年にはなったのだと思う。そこが迷走していたから、結局何を学ぶのかも中途半端で。今もまだ悩みながらだけど、悩みながらも少し前に進んでいる感は、ある。

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ここからは、2022年のふりかえりと、2023年の抱負を。

2022年はどんな年だった？

これからの人生に大きく影響を与える出会いがあった年だった。

出会ったのは本当にたまたま、ご縁の域。でも、そのご縁に気づけたのは、前年に自分と向き合い、自分のいいところや、大切にしたい価値観に気づき、受け入れることができたから。それがなかったら、以前の自分だったら、このご縁に気づけていなかったように思う。出会えた人にも、自分と向き合うきっかけをくれた人にも、ありがたい気持ちでいっぱい。

2022年から持っていきたいものは？

これは2021年から持ってきたもの。

・どんな自分もいいねと思うこと
・気持ちをひらくこと
・もらってるものに気づき、感謝すること
・誰かの何かの力になれないか考えること
・聴くこと
・どんな経験も点になるという気づき
・寄り道を楽しむこと
・一対一の関係性を大切にすること
・思い立ったらやってみること

うーん。全部持っていきたいなぁ。
特に、
・もらってるものに気づき、感謝すること
・誰かの何かの力になれないか考えること
・聴くこと
は、自分に余裕がなくなるとできなくなるので、意識したい。

・一対一の関係性を大切にすること
は、私の基本的なスタンスとして定着しつつあるから、「私」と「その人」だけでなく、周りにいる第三者の人にも「一対一の関係性を大切にしようよ」が伝わっていくような姿勢を見せたいな。

2022年に置いていきたいものは？

これは、2021年に置いてきたかったもの。

・「こうしたい」「こう思う」を見失うこと
・相手の反応を気にして、言いたいこと、やりたいことを押し込めてしまうこと

うん、置いてこれてる気がする。というかここに書いたことで、意識できた場面が多かったように思う。

そして2022年に置いていきたいものは・・・
あれ。
意外と出てこないぞ。

「出てこない」のはどういうことかと考えると、「こういう自分はちょっと嫌だな」「どうにかしたい」と思う部分が、あまり見つからないということ。（もしくは、「理想の自分」というもののハードルが下がった可能性もあるけど）

ぱっと出てこないなら、いっか。
いやいいのか。適当すぎるんか。

いやでも、2年くらい前までは自分の嫌なところ、どうにかしたいところが多くて、うじうじと悩んでいたころから比べると、「今のわたし、けっこうよくない？」と思えてるのは、かなり大きなことな気がする。

「相手の反応を気にして、言いたいこと、やりたいことを押し込めてしまうこと」は、ときどき出てくるどうにかしたい自分なので、気づいたら言おう、伝えよう、を意識したい。

2023年はどんな年だったとふりかえりたい？

「言葉にすること」をちゃんとできたと思える年にしたい。

今の仕事を続ける中で、このnoteを始めた頃に思っていた「子どもの利益につながるような文章を書きたい」という気持ちが改めて湧きあがってきていて。Twitterでいうと、きしもとたかひろさんのような。

「子どもの主体性を尊重」というのは、”教育に役立ついま流行りのなにか“ではなくて、全ての子どもがひとりの人として尊ばれ大切にされる存在だよという人権の話。できたらいいよねという付加価値なんかじゃなくて、なによりもまず大事にしたい教育や保育の根っこにあるもの。おまけにしないように。

— きしもとたかひろ (@1kani1dai) December 25, 2022

子どもの近くで関わる大人のひとりとして、子どもの権利を大切にできる人でありたいし、そうしていこうと周囲に伝わるように、発信できる人でありたい。

プライベートでは、関わる人が増えていく年になると思う。なので、良いことも、悪いことも、自分が言いたいことを押し込めず、言葉にして伝えていく。

”何を言うかは知性　何を言わないかは品性”という言葉の通り、"何は言わないか"を考えたうえで、それでもやっぱり言いたいことは言う、伝わるように伝える、を大切にしたい。

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noteの更新頻度は落ちてしまいましたが、自分のペースで今年も書いていきたいと思います。

2023年も、どうぞよろしくお願いします。