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日本のものづくりが参考にしたい書籍

フリーのジュエリーデザイナーとして活動する前は

企業に勤め、企画、デザイン、開発、マーケティング、ブランディング、

ブランド戦略など幅広く関わっていたため、

「ブランドを作る方法」「ブランドの価値」について

考える機会やプレゼンを求められる機会も多かったように思う。

そのため、“ブランドをつくる” という視点に関わる書籍は

多少意識して読むようにしている。


商品は優れているけど、価格は安め。

機能性を重視するあまり、感性的価値を訴求するのが

苦手な日本企業にとって、

最大の課題は「ブランドの価値」をどのように

認識していくかだと思う。

ブランドの価値を高める “行動”は

クリエイターの仕事にも直結してくるから。

組織であればどのようにブランド戦略を体系化していくかなど

細かい話にも発展していくけど、まずはこの本を読むだけでも

変われるかもしれない。

ものづくりの現場にいる人やクリエイターにとっても

とても参考になる書籍なので紹介しておきます。

(これから個人で活動されるクリエイターさんには特におすすめしたいです)

書籍:カルティエ 最強のブランド創造経営 

長沢伸也(著・編集)・杉本香七(著)

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カルティエが全面的に出ているけど、

カルティエだけではなく、リシュモングループ傘下のブランド個々についての話や

ブランド戦略・経営戦略・マーケティングについても書かれている。

ブランド価値を高める要素からその手法まで説明もあるので、

かなり想像しやすい内容。

企業に勤めている方にとっても実務に繋がるような知識もかなり盛り込まれているので、ほんといいこれ。

お勧めです。

ラグジュアリーブランドについてブランドマネジメント・経営学など多数書籍をだしている方って、日本では長沢伸也さんくらいなのでは?


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